小学館文庫<br> 「神田川」見立て殺人 間暮警部の事件簿

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小学館文庫
「神田川」見立て殺人 間暮警部の事件簿

  • 著者名:鯨統一郎【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 小学館(2013/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094080780

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内容説明

異色のヒーロー・歌う警部マグレの事件簿!

レストラン〈ブルーリップ〉の美人ウェイトレスが全裸死体で発見された。容疑者にはアリバイがあり、被害者には過去があり、目撃者には邪心があった。そこに現れたのが間暮警部。持ち前の美声で昭和の名曲を歌ってから言い放つ―「犯人はこの中にいます」。表題作ほか「別れても好きな人」「四つのお願い」「ざんげの値打ちもない」「さよならをするために」など懐かしいヒット曲の歌詞をなぞるような殺人事件の数々を、間暮警部が鮮やかな推理で解き明かす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

65
間暮警部の事件簿シリーズ第1弾。小ネタとユーモアを楽しむ異色なミステリ。主人公は大川探偵社の小林君と中瀬ひかるであり、9作の短編集。パターンは、まず事件が起こり探偵社に依頼がくる。小林君たちが調査をしていると間暮警部と相方の女性刑事が現れ、突然70年代のヒット歌謡曲を熱唱、見立て殺人であると告げ犯人は此処にいると宣言する。其所からひかるたちが推理をして、犯人にたどり着くのだが、歌謡曲の歌詞から犯人を推理するのであって、論理的な問題は目を閉じて楽しむ方が良い。カラオケでも歌う名曲であり、よくぞ考えたと驚く。2017/07/24

とも

26
★☆小説を舐めているんではないかと思うような。もともと無理矢理感がある作家だが、ここまで来ると行きすぎかと。最後まで読む気は起こらず。2015/08/12

coco夏ko10角

24
シリーズ第1弾。9つのお話収録の短編集。どれも70年代歌謡曲見立て殺人で、ミステリーうんぬんよりその見立てっぷりやマグレ警部のマグレっぷりを楽しむ。2020/06/18

空猫

4
バカミスというには推理要素が少なすぎるので、コントというべきか。昭和歌謡になぞらえて、特に言葉遣いがおかしな点にツッコミが入るような形に仕立ててある。ヒット曲で解くというよりは、ヒット曲が先にありきで無理やり事件を作り上げたように見え、物語としては未熟なレベル。バカバカしさを笑うか、バカバカしすぎて失望するか、きわどい所。2014/04/30

寿々喜節句

3
アリバイがある容疑者に対して、70年代の名曲に強引にこじつけて解決していく間暮警部。短編集。うーん......鯨統一郎だったらもっと面白いのがあるかな......。勝手にハードルを上げてしまっていたため、なんだか物足りない感じがした。2014/11/30

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