内容説明
溶岩チューブの制圧に成功した仁乃涼ら月面軍は、新たな基地としてムーンベース・ネオを建設。ラミアに対する反攻の準備を着々と整えていた。だが、一時の平穏が訪れたことで、皮肉にも月面軍内部では互いの利害関係による軋轢が表面化しつつあった……。そんな折り、ラミアの新型兵器が出現し、月面軍は一転して窮地に追い込まれる! 急展開を見せるシリーズ第2巻、ついに登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爺
3
2巻に入り、ますます面白く。登場人物たちの葛藤や相克。しかしそして新事実が発覚しつつも謎を深めるラミア。地球側でもモンスター教授という役者を得たことで、月面での戦闘の背景も描かれ、物語に奥行きが出てきた。あと1冊で完結するの? 本当に?2016/03/10
sfこと古谷俊一
2
制限厳しいなかで頑張るのは変わらず、人間関係でまたいろいろとぐだぐだに。そのへん、これまでの林譲治作品よりは人間におもしろみがある感じ。2009/02/11
Horiuchi_H
1
一つ謎が解けると、さらに大きな謎が。そして、この引きは凄いな!2009/02/06
iwazer
0
やはりこの小説はダメな感じ。何がダメなのか考えてみた。会話が多いのは別に良いのだけど、軽い、軽すぎる。未知の敵と月面で戦うのは確かにユーモア溢れてるくらいでないと精神が持たないだろうなというのは分かるが、そこにインテリジェンスが感じられないのは恐らく著者にまだ、それを書く実力がないのだと思う。つまらなくて最後まで読めなかった。3巻は読みません。2009/01/07
アトモス
0
ラミアについて情報が増えるたびにより謎が深まっていく。 さらに人間同士でも問題が発生したりと問題は増えていくばかり。 果たしてこの戦争はどこに向かっていくのか2011/01/15