内容説明
アラナは病院の待合室で、ラウル・マルシンが現れるのを待っていた。ラウルはスペインの侯爵で、二年前、アラナと彼は結婚を約束していた。しかし式を控えたある日、アラナは知ってしまった。ラウルは彼女を愛しているわけではなく、ただ跡継ぎを産むバージンの花嫁が欲しいだけなのだと。二度と会うまい――そう誓って彼のもとを去ったのに、また顔を合わせる日が来るなんて。しかもこれから彼に、残酷な知らせを告げなければいけない。そのときラウルが現れた。以前にも増して魅力的な彼を前に、アラナの胸は締めつけられた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きき
1
面倒くさい男女のちっともロマンチックじゃない恋なんて興味わかないし、楽しめない。2016/04/10
くまた
1
主人公ちょっと色々と思い込みが強すぎるような…。でもまぁ普通に読めたんだけど、最後がえ?ここで終わり?みたいな気になった。少々消化不良。2015/05/17
早川珠生
1
ヒロインが一人で空回りしてるみたいに見えた 立ち聞きしても接し方で分からないのか?とか思ったり…ヒーローも分かりにくい人なのかもしれないけど爵位がある人がそんな気軽に結婚考えないでしょ?とか冷静に…ね2012/09/08
くろうさぎ
1
なんだか、、疲れるお話だったかも・・・・。たしか、盗み聞きは自分の聞きたくなく事を聞いてしまうっていうような諺があったような・・・?どうにも、激しい思い込みのヒロインでした。2012/04/16
葉月
0
Cの下2011/04/13