角川ソフィア文庫<br> 世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒険

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角川ソフィア文庫
世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒険

  • 著者名:小島寛之【著者】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • KADOKAWA(2013/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044091019

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内容説明

賭けに必勝する確率の使い方、酩酊した千鳥足と無理数、賢い貯金法の秘訣・平方根――。整数・分数の成り立ちから暗号理論まで、人間・社会・自然を繋ぎ合わせる「世界に隠れた数式」に迫る、極上の数学入門。

目次

プロローグ 数ってスゴイ!だって数を使えば世界をナビゲートできるのだ!<br/>第1章 人間の指からはじまる壮大な物語(10進法の呪縛 ETは8進法を使う? ほか)<br/>第2章 分数からはじまる不確実性との戦いの物語(分数は難しい? 分数の足し算はどうして自然じゃないんだろうか ほか)<br/>第3章 無理数からはじまる豊かな現実世界の物語(平方根には美が潜んでいる ひもとコップと時計で作る平方根 ほか)<br/>第4章 虚数からはじまるミクロの不思議物語(虚数が誕生したのは数学が格闘技だった時代 現実にはフィクションが必要なのだ ほか)<br/>あとがきにかえて リミックス曲ではなく、カヴァー曲

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

クレストン

5
数学科出身の数理経済学などが専門の方による「数」をテーマとした数学史的エッセイ。「数学の遺伝子」の改題・改訂文庫化。タイトルからは気づきにくいが「数」をテーマとした本となる。1章から整数→分数→無理数→虚数をテーマに様々な数学的話題を提供する。私は数学が苦手の部類に入るので、正直途中から読み飛ばしていた。それでも整数と分数の章は理系的な職業や勉強をしていない人でも良く接する数字だからか面白く読めた。2022/07/18

hippos

5
後半はついて行くのが大変だったけど面白かった。数学と世界の関わりに気づかせてくれる。(電子版では数式が見づらいのが少し残念)2017/03/25

朧月

5
話があっちこっちに飛ぶし、具体的なテーマがないから読むのはかなり大変。 また途中から数式もかなり出てくる。この手の本は電子書籍だと読みにくいなぁ。 出来れば紙の本でじっくり読みたい本2016/05/07

okanotomokazu

5
「無限」と「連続」は、古来から探求されてきた。 バートランド・ラッセルは次のように言ったという。 「ゼノンは3つの問題に関心を持っていた。無限小、無限大、そして連続、この3つである。ゼノンの時代から今日にいたるまで、それぞれ時代の最高の頭脳がかわるがわるこの問題と取り組んだが、おおよそのところ何一つ成果を上げることができなかった。しかし、ワイエルシュトラス、デデキント、およびカントールがこれらの問題を完全に解いたのである」 経済との関連も織り込みながら、「無限」というテーマについて縦横無尽に書かれている。2012/04/11

ふくろう

5
どこぞのドキュメンタリーを見たのだろう、「素数のせいで宇宙がやばい」と妹が口癖のようにつぶやくようになった。そんなわけあるかい、と思って世界を読みといてくれるという数学入門書を手に取った。え、何これ素数やばい。2010/07/12

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