出版社内容情報
コンビニパート従業員の中尾光莉は冬のある日、休日の店長・志波三彦に遭遇する。どこかいつもと様子の違う店長だが、思いがけない出来事に巻き込まれ、彼の驚きの過去を知ることに――。バイトと飼い猫と推しである志波樹恵琉の存在によって満ち足りた生活を送る高木恋斗。だが、彼女が門司港を離れると知り、一つの決断をする……。新たな展開を迎える大人気コンビニ物語第五弾。
【目次】
内容説明
コンビニパート従業員の中尾光莉は冬のある日、休日の店長・志波三彦に遭遇する。どこかいつもと様子の違う店長だが、思いがけない出来事に巻き込まれ、彼の驚きの過去を知ることに―。バイトと飼い猫と推しである志波樹恵琉の存在によって満ち足りた生活を送る高木恋斗。だが、彼女が門司港を離れると知り、一つの決断をする…。新たな展開を迎える大人気コンビニ物語第五弾。
著者等紹介
町田そのこ[マチダソノコ]
1980(昭和55)年生れ。2016(平成28)年「カメルーンの青い魚」で「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。選考委員の三浦しをん氏、辻村深月氏から絶賛を受ける。翌年、同作を含むデビュー作『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』を刊行。’21(令和3)年『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さてさて
187
『フェロモン店長』とも呼ばれる志波三彦が店長を務めるコンビニ『テンダネス』を舞台に描かれたこの作品。そこには、安定感のある筆致で魅せてくださる町田そのこさんらしい物語が描かれていました。志波三彦の過去に光が当てられるこの作品。『○○のトレードマークである坊主頭に油性マジックで「うんこ」と書きたい衝動に駆られ、必死で耐えた』といった町田さんの重厚な作品群では見ることのないコミカルな魅力が光りもするこの作品。志波三彦という人物の人気は見かけだけではないのかもと感じさせてくれた、どっしり安定感のある作品でした。2025/11/28
しんごろ
143
こんな会長がいるのならテンダネスも安泰で、ちょっとしたきっかけがあれば、コンビニの社員として働きたくなるかもしれないよね。三彦の過去がわかる今作。う~む、切ないね。なんとか呪縛から解き放れて欲しい。だけど、なかなか難しい問題だね。樹恵琉の旅立ち。しっかり修行して、一流の料理人になってほしいな。それにしてもツギは渋いわ。志波兄弟の縁の下の力持ちだよね。そして、弟の四彦もそろそろ登場するかもしれないかな。ということで、安定の面白さのシリーズ。次作も楽しみ。2025/12/24
みかん🍊
83
今回は店長ミツのテンダネスで働く理由が明かされる、 彼にもこんな過去があってこんなにもテンダネスを愛する様になった、「安心安全」をお届けするそれは過去にあった事件が原因だった、アル・パカッションくんの中の人や店員そしてミツの兄妹とそしてファンのお客さん今日も賑やかな店内、門司港に行ってみたい、コミックスも読んでみたい、ドラマも来年から開始なので楽しみです。2025/12/22
ごみごみ
58
シリーズ第5弾!今作では三彦の過去が明かされる。コンビニ店長になった理由、そこには驚きのドラマがあった。「ひとりじゃない」「必ず居場所はある」その言葉を実感出来るコンビニこそが、テンダネス門司港こがね村店なのだ。空気の冷たさが沁みる冬の夜に、暖炉からじんわりと伝わるような優しい温もりに包まれた。来春NHKでドラマ化されますね。ケンティが演じるフェロモン店長、楽しみだー♪2025/12/11
もぐもぐ
57
今回はミツの過去編。何故ミツは門司港でコンビニ店長をしているのか、何故ツギは今の仕事をしているのか、コンビニ兄弟史上最も重かったけど希望のある終わり方でよかった。樹恵琉も新たな道に。まだ二人正体不明な兄弟いるので今後の展開が楽しみ。今年最後の一冊は明るく楽しいものを、と思って読んだら予想外の内容でしたが、みんな優しくて、特にツギがよかったです。2025/12/31




