内容説明
華々しいデビュー戦後も連勝を続ける亜紀とは逆に、ようやく初勝利をあげた稔は、同じクラスの奥田恭子から交際を申し込まれ、なんとなく付き合うことになってしまう。煮え切らない稔に、動揺を隠せずいらだつ亜紀。ふたりはヘッド・ギアもつけず、ついにリング上で本能のまま凄まじいスパーリングを始めた。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
との@恥をかいて気分すっきり。
13
スポコンもの?青春もの?大人の恋?サスペンス?で実はギャグ?なんか色んな部位の美味しいとこを寄せ集めて、ん?これはどこかで見たような・・・的な印象の小説でした。コテコテの大阪弁な主人公のキャラもベタな設定の美少女も、その潔さが良かった。楽しかった!2015/03/30
NoDurians
2
さわやかな青春物にしたいのか、ほろ苦い人間模様が描きたいのか。中途半端な気がした。ひねったような文章も少し苦手。映画がシンプルな脚本にしたのは正解だったと思う。「女は、今自分の疑問に思う答えは、今知りたいと思う」(p.315)ってのは少し興味がある。そういうものなのか?2012/03/21
cactus
2
オチが微妙だった。 あとがきはなかなか面白かった。2012/02/27
みぃちゃん
1
私が求めているのは、幼馴染がくっつく鉄板ネタなんです。大人がその神聖な領域を侵してはいけない(笑)何でもそつなくこなすし、私が私で何が悪い?みたいな感じのヒロインは、大好きでした。だからこそ、そこは幼馴染にいって欲しいんだよな〜。2016/09/30
Pure
1
一言で言うと、何だコレ?です。瀬戸の悪巧み辺りからドタバタ劇になってしまいました。なんの脈略も無く瀬戸と寝てしまう亜紀。急に成長してしまうタケ。しっかりと青春ストーリーに徹すれば良かったのに、変にストーリーをひねり過ぎましたね。残念。まあ、面白いことは面白いです。2013/04/07
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