内容説明
“結婚するまで清らかな身を守るべき”そう信じる四人の兄たちが目を光らせているせいで、テスは26歳になってもいまだヴァージンの重荷を背負っていた。秋からカウンセラーとして都会の女子高校生を相手にする以上、未経験であることが不利に働くことは明らかだ。彼女は夏の終わりまでに純潔を捨てる決意を固めた。幼なじみのマックなら、きっとふさわしい男性を探してくれる。事情を話すと、彼は思い当たる人物がいると言った。そして続く言葉に、テスは息をのんだ。「ぼくだよ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばん
5
明るいラブコメが読みたかったので積本からヴィッキー・L・トンプソンの本を。ヒロインからヴァージンを捨てたいと相談されるヒーロー。幼馴染としか見てなかったお互いが関係を持ったのをきっかけに意識しだすのが面白くてワクワクした。ヒロインの4人の兄達の考えが自分勝手で笑える。4人も居たらヒロインも大変だなぁ。読んでる分には微笑ましいけど(笑)二人のイチャイチャが可愛くて良かった(*゚ー゚)2016/12/26
ユキタ
2
勉強熱心な無垢ヒロインの「わたしのかんがえたさいきょうのえっちなふんいき」にまんまと翻弄されるヒーローが可愛い。余計なゴタゴタのない、ふたりの心情を丁寧に綴るシンプルな構成がとても読みやすかった。2023/07/17
める
2
幼馴染もの。誰よりも強い気持ちで結ばれた親友同士が奔放で情熱的な恋人に変わる瞬間。小さなコミュニティで暮らす利点や弊害が伝わってくる。ご近所さんや兄たち、私は密接過ぎて嫌だと思っちゃったな…(^v^;)2013/09/18
ちゃろ
1
⭐⭐⭐⭐親友から恋人へ。この作家を読むきっかけになった本2013/08/29
yukko
0
kindle版にて読了。2014/09/08