内容説明
教育政策の立案・遂行に当たり、目標の最大化達成に不可欠な費用便益分析の理論と方法。教育投資の成功を左右する有効・的確な情報を、実証研究の結果を基に、簡潔にわかりやすく提示する。
目次
費用便益分析の目的
費用の計測
便益の計測
割引現在価値の計測
教育投資の収益率
教育費用便益分析に対する反論
収益率の計算
収益率計算の代替手法
収益率の解釈:比較
教育費用便益分析の実例
政策を導くための費用便益分析
結論:教育計画における費用便益分析の実践的有用性
著者等紹介
ウッドホール,モーリン[ウッドホール,モーリン] [Woodhall,Maureen]
ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)教育系大学院(IOE)名誉リーダー。英国出身で、国際的に著名な教育計画、高等教育、教育経済の研究者
小川啓一[オガワケイイチ]
神戸大学大学院国際協力研究科教授・専攻長。世界銀行本部教育エコノミストを経て現職。アジア、中東、アフリカ地域における教育を経済学、財政学の視点から研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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