内容説明
ミッシェルのもとに、結婚式の招待状が送られてきた。差出人はなんと、彼女の10年来の恋人ではないか。ひどいわ、いきなりほかの女と結婚するなんて!泣き崩れる彼女を慰めてくれたのは、友人のタイラーだった。お金持ちで有能でハンサムで、あまりにも完璧すぎる彼に、かえって反発を感じて、昔から喧嘩ばかりしていたのに。彼のやさしさに触れたミッシェルは、ある計画を思いつく。タイラーに頼んで、一緒に式に出席してもらおう――とびきりすてきな、私の新しい恋人のふりをして。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
17
時々読み返したくなる本です。色々あって頑なな女子と、自分をどう彼女にプレゼンしたらいいかわからない「とらすとふぁんどべいびー」な男子の、10年以上も回り道した恋がおかしいからかな。2017/03/29
ちゃろ
6
★★★☆☆親友から恋人へって好きな設定で最近読んだラノベもまさにそんなんだからデジャヴとか思ってたけど、こちらヒロインがイカン。こんな気が強くヒーローの言葉の揚げ足取るような女性に10年も片思いするかなぁ。そういう点でちょっと残念。設定は好きなんだけどね。2015/08/16
akiyuki_1717
3
再販の再販ぐらいでしょうかね。手元に来たので再読しましたが、ヒーローはめちゃくちゃ素敵なのに、やはりヒロインが苦手でした。ハーレクイン特有のヒロインの異常なまでの気の強さと、喧嘩口調…日本人の性格からすると、同性からでも嫌われるタイプ。国民性の違いなんだと思うけど、このヒロインを10年想い続けるヒーローを書くということは、あちゃらの国ではこんなタイプの女性が、男性には魅力的に見えるというのが、不思議に思えました。2015/05/17
kina
2
ハンサムでリッチでセックスも濃厚サービス満点。こんな男に10年思われて気づかないヒロインって鈍感!まあ手近な男の方に夢中だったからしょうがないか。ヒーロー、いつも批判されてたのによくめげずに付き合ったなあ。ヒロインもきつかったけどヒロインの友達が極端に男性に対して批判的で煩い女だなと思った。他の方のレビュー読むと彼女のスピンオフあるんですね。立ち読みしてみたらこちらのH/Hは結婚したてで幸せそうでした。2019/02/23
月
0
★★★☆☆ヒロインがちょっと強情なのがねぇ。もう少し素直だったら魅力的なのに。ヒロイン元恋人が最後はいい奴ぽくなるところが単純。ヒロイン友達が男性に関してネガティブな意見を言うところがイラッときた。その分ヒーローが素敵にみえたけどね。2013/04/10