内容説明
ようやく依頼人と出会えたものの、敵地をさまようシャリース一行。執拗に続くガルヴォ軍の追跡の果て、凶刃が振り下ろされ――! 人気シリーズ下巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
11
ゼーリック…。何年か経って堅実に暮らしてるセダーと再会したら慰めになるかな。傭兵団の隊長さんは皆渋くて格好いい。実際に見たらホコリと汗まみれの怖そうなおじさん達だろうけど。このシリーズ、紅一点が白狼のエルディルとは。傭兵ではマドゥ=アリがヒロインポジションかと思ったけど、実はシャリースの方だったか。個人的な依頼を受けて働くと他の傭兵団と殺し合う可能性もあるなんて、怖いことです。2022/03/11
Kira
9
再読。シリーズでこの巻は特に好き。謎だらけの展開の後の悲劇に胸が痛む。またすぐに再読したくなる。2021/12/03
ざっきー
7
上巻に続けて再読。三者三葉の背景があるので、込み入った話が展開します。セダーのこともそうだし、子どもの動向、ガルヴォ軍まで動いていてかなり混迷したシナリオでした。2019/12/11
はなちゃん
7
おじさま達がそれぞれ(の雇い主)の思惑に右往左往するお話(笑)。誰も彼も味のある渋いおじさま達で素敵です。最後はまさかまさかのあの方が!!衝撃でした。本来ならば嬉しい悲鳴?のマドゥ=アリからの抱擁も切なすぎて・・・。前隊長とのお話も是非読みたいです。2017/04/19
しろちさ
5
まじかー。。。道が崩れてもみんな無傷とか、なんかこのバンダルだけ神がかっちゃってるな、とか思ってたのがいけなかったのかな。このシリーズでヴァルベイドが出てきて嬉しかったし、前隊長が出てきたのも、マドゥ=アリをセリンフィルドに連れていけたのもよかったけど、でも…。あー泣いたー。2013/10/10