内容説明
バンダル・アード=ケナードに契約を迫る謎の老人は、目的も行き先も誰を護り誰が敵なのかを話そうとしない。答えのかわりに差し出される金貨の詰まった革袋――シャリースは決断する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nono
15
図書館本。シリーズ5冊目。謎の依頼者から大金で雇われたバンダル・アード=ケナード。目的地も雇い主も不明な彼等がついた先には!?金の為には汚い事もする傭兵の面々、一人一人は気の良い男達が陥る今回の苦境。相変わらずのマドゥ=アリとエルディルににやつきつつ続刊へ。2017/03/11
すがはら
10
むさ苦しい傭兵のおじさん達の話なんだけど読みやすいです。スルスル読めます。今回も厄介そうな話に巻き込まれました。最後にやって来たのはどの集団でしょうか。汚れるし寒いし傭兵稼業は大変。稼いでも稼いでもいつもお金がないのですね。故郷を捨てても爵位と税金は付いてくるだなんて。下巻へ進みます。2022/03/10
Kira
8
四年ぶりの再読。やはり面白くて夢中になってしまう。謎だらけの展開は読みごたえたっぷり。この第三話は、バンダル・ルアインのテレス隊長の出番が多いので気に入っている。2021/11/30
ざっきー
7
下巻が行方不明になっていたので、再購入とともに再読です。かなり状況が込み入っているので、何度か読み直したのを覚えています。2019/12/11
はなちゃん
6
今回もおっさん達が苦境に落ち入るも、なんやかんやで切り抜け賑やかに話は進みます。もう出てここないのかと思っていたヴァルベイドも活躍しそうな予感にワクワク。紅一点?のエルディルとマドゥ=アリ親子に癒されつつ、下巻に!2017/04/08