内容説明
ある触媒の調査のため、名詠士が技を競う凱旋都市・エンジュを訪れたネイトとクルーエルたち。時を同じくして、謎の空白名詠の使い手・シャオもエンジュに姿を現す。シャオの目的は、ネイトに会うことらしいのだが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
17
第二楽章開幕。シャオたちがネイトたちの前に姿を現したことで一気に物語が動いてきました。ミシュダル以外の灰色名詠の使い手ヨシュアも登場。開幕1巻目だというのに色々と飛ばしてきたなぁ。物語は完結に向けて走り出したけどネイトとクルルの関係はどんな時でも読んでいて安心できる。メイン二人だけじゃなくエイダとアルヴィルにヘレンとレフィス組も読んでいて目が離せない作品だわ。2014/03/14
つみき
11
ドレスエンの彼の目の前でクルーエルがフェニックスを名詠した時、ざまあみろ!ざまあみろ!と、思ってしまった私……性格悪っ(笑)今回は、ネイトとクルーエルのところよりもエイダとアルヴィルの二人が気になりました……あと、シャンテの言葉もすごく気になります。2012/02/06
Sigurd
9
ついに物語も終盤へ。ここでヨシュアの弟子が出てくるとは思わなかった。自分は弟子とはミシュダルだとばかり思っていたのでびっくりした。そしてついにミクヴェクス登場。エデンのミクヴァとの関係も気になる。しかしそれ以上に心に残ったのはカインツの「強い剣でなくていい。その代わり、自分の大切な人だけは絶対に守れる盾になりたかったですね。」という言葉。この言葉が過去形の通りどうなったか知っている分心にチクリと来てしまった。2011/01/25
三神 冬宝
7
エデンとの関連を探して再読の旅。名詠門から出てきた5色が混ざり不気味な色をした名詠生物=幽幻種の一種と考えていいのかな?クルーエルのオラトリオに反応してるし。 エデンを読んだ後なら気づくこと多いな・・・。2012/11/13
仔羊
7
凱旋都市エンジュの闘技場での奇妙なお話。新章に突入するも謎は深まっていくばかりで、シャオが予知するように不穏な空気の中に動き出す運命にそれぞれどうなっていくのでしょうか。個人的にクルーエルもそうだがエイダもだんだん可愛くなってきて満足です。2011/09/21
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