富士見ファンタジア文庫 スレイヤーズ7 魔竜王の挑戦(新装版)

著者名：神坂一【著者】/あらいずみるい【イラスト】

KADOKAWA（2014/08発売）

• ISBN：9784829133088

内容説明

今日も元気に旅を続ける天才魔道士にして戦士のリナ=インバースと美形凄腕傭兵のガウリイ=ガブリエフ。獣王に仕える魔族、獣神官ゼロスに導かれ、ガイリア・シティまでたどりついたリナ一行。この国には数多くの伝説が眠っており、異界黙示録もその一つだった!　だが、そこは新将軍ラーシャートによる軍備拡充というきな臭い噂が!　様々な陰謀が渦巻く中、リナは黄金竜の長老に助けられ、遂に異界黙示録にたどり着く。さっそく魔族に対する切り札を探すリナだが…ファンタジー小説の金字塔。ここに見参!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[晴久]

kindle　今回も面白い。再読して改めて思うのは、ゼロスって人間の機微に対して詳しすぎないかって事。確か6巻で、リナが仲間に対する申し訳なさで八つ当たりしているのを言い当てていたり、今回も人間臭いような策略でリナたちの悪意を相手方に差し向けていたり。そんな人間くさいゼロスだからこそ、倒れた時に心配して駆け寄ったりしちゃうわけで。アニメ版はより顕著ですが、ゼロスの人生を楽しんでいる感にはドキドキします。本当は、滅びたくないって思っている、そんな矛盾。それから、リナを守ると決めている仲間達のかっこよさ。好き

2019/06/24

[池田羽衣]

最期は驚きです。 あと魔族って異常かな。

2019/05/27

[朧月]

スレイヤーズ 第一部のクライマックス。 通常、一話完結の話をつないでいく形式のスレイヤーズですが、この巻は、前後編の前編にあたるため、次巻に続く形で終わってます。 ストーリー的には、これまでの話で引っ張ってきた話の一部が明かされます。リナは、魔族の裏をかくために対抗手段を探しますが、、、という筋書き。 この頃のラノベだと、主人公の能力に対して、圧倒的な強さの敵をどうするのか、というのが多かった気がします。 本作も、人間よりも圧倒的に強力な魔族に対して、どうやって対抗するのか、がポイントと思います。

2012/09/01

[瀬戸内の蛙]

第一部最終話の上巻みたいな位置づけの作品。続きが読みたくなる。

2009/09/15

[Koyama]

ゼロス対ガーヴの構図が明かされ…続く！

2018/09/08