内容説明
海星 VS ADEM・米国第四艦隊連合軍。 もはやそれは戦争と呼べるものだった。 黒川の万全の布石は、世界最強の軍事力を誇る米国すら凌駕した。 ニミッツ級空母は炎上し、戦いは海星の圧倒的優位に進む。 フォーツー・ポイント。 深海2222メートルに沈むフリーダムの機内に闘真と由宇はいまだいた。 脱出を図る二人だが、忽然と闘真の前から姿を消す由宇。 由宇を救出できたというのは自分の願望が見せた幻なのか? 憔悴する闘真の前に現れたのは、因縁の敵・ベルゼブルだった! 有効な手だてがないまま沈黙する伊達。 勝利を目前とし、最後の一手を放つ黒川。 世界の命運が懸かった戦いの行方は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
25
トンデモSFバトルアクション第九弾。海星編、最終章。なるほど、そうきましたか。ここまで引っ張っただけあってなかなか読み応えのある展開になってましたね。今回一番カッコ良かったのは、やっぱり黒川でしょうか。そんなに好きになれないキャラだけど、魅力はピカイチですな。海星編が終わったとはいえ、謎のほとんどは未解決のままなので今後どう動かしていくのか見ものです。離れ離れになる事を選んだ2人に待ち受けるものはなんなのか。次巻も楽しみです。2015/11/21
しぇん
18
KindleUnlimitedで。本当に長かった黒川との戦いもようやく決着。物語大きくなったので主人公達置き去りで他の人の活躍目立つなと。主人公二人もようやく接近したと思ったら……。あと勇次郎の顔がいつまでも明かされないのは闘真と同じ顔なのかな?とか思ってたりしますが、そうるとおかしい反応もおおいですしね2024/02/22
FFLJAPANbis
6
急に技巧派になったと思えば400ノットの豪速球を投げ込んでくるヤベー作品。ようやく一区切りだが多くの伏線を残す。それにしても長かったこの件……2024/02/06
ロックⅡ世
5
ADEM vs 黒川とフリーダムの完結編。 深海ポイント2222で繰り広げられる死闘がようやく終わりました。長かった…でも実在する?兵器など空想科学を使った戦闘は不利な立場で追い詰めれててもワクワクしちゃいますよね。そして闘真の親父が遂に登場。語れる真実を前に距離を置く由宇。何もかも全く知らないままでいた主人公の闘真は、自分の出生、存在する意味、彼女が置かれている立場など、全てを理解し受け止める事が出来るのか、いよいよラストが近いようです。2023/07/19
YO-HEY@紅蓮ロデオ
5
黒川と伊達の漢っぷり。それが全て。2014/01/26