内容説明
BE-PALの人気連載「おんなひとりの鉄道旅」の文庫版を電子化!
旅と鉄道を愛するフォトライターが、全国の様々な線路と旅をした。女性鉄道愛好者“鉄子”ブームの先駆けが訪れた名路線を最新のデータと共にカラーで収録。東日本編と西日本編の2冊同時発売。2002年に『BE-PAL』誌上で始まった連載「おんなひとりの鉄道旅」をまとめ、地域別に再編集。取材後に廃線となったちほく高原鉄道や、寝台特急あさかぜなどの貴重なレポートはそのままに、運航中路線のデータ部分は、2008年6月のものになっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
39
東日本編が気に入って単行本を買ってしまい、続く西日本編は文庫でした。文庫の写真に入る案内文字は小さくて見難いものですが、こちらは大丈夫でした。トロッコ電車の率が高かったようで、今年のような猛暑では、いくら涼しそうとはいえ、紅葉の秋に行きたいですね。矢野さんの鉄道旅の文章が読み易くて、一緒に旅をしているようです。率の高さといえば台風や雨の遭遇率も高い矢野さんです。カメラを守るためにご自分はびしょ濡れ。それを拭いてくれる地元のおばちゃんがいいな。所々に挿入されている自撮りの技、女一人旅の秘訣も役立ちます。2015/08/27
saga
33
東日本編と共通して言えるのは、終点まで行かずに余韻を残す紀行文が多いこと。ローカル線、寝台特急の廃止という避け得ない報告を読む悲しみ。しかし、それでも存続しているローカル線は沿線住民に愛されているんだな~。イラストが菊池直恵というのも、巻末のスペシャル版『鉄子の旅』も良かった!2018/02/06
つちのこ
7
鉄道で旅することは、ローカル線になればなるほど郷愁を感じるようで、この作品に一貫しているのは、そんな旅情感である。 全国のローカル線を人と人とのふれあいを軸に描きながら、鉄道がもつ力強さとひとり旅の哀愁をうまく表現している。 東日本編も読んできたが、鉄ヲタ(乗り鉄です)の端くれと自認する、私の心をくすぐるこうした本にはなかなか出会えないだけに、うれしい一冊であった。(2008.9記)2008/09/28
Sayuri
1
鉄子ブームの先駆けと言われている矢野直美さんによるカジュアルな鉄道旅の記録。このひとのパワフルさ、人懐こさ、行動力に圧巻。旅で出逢った情景の描写もいいけど、運転手さんとか、駅弁立売りの方とか、一緒に電車乗ってるひとたちとのやりとりがあたたか。 見開きの頁に限らず、本文のすぐ下に出逢ったひとや料理、景色電車の写真と一言コメントもあっていて楽しい。2005年春には廃止されてしまった、走るホテル、東京-下関 寝台特急あさかぜのところは懐かしさを彷彿する内容だった*2014/01/03
涼
0
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2009/10/post-4153.html2017/03/23
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