座右のニーチェ - 突破力が身につく本

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座右のニーチェ - 突破力が身につく本

  • 著者名:斎藤孝
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 光文社(2013/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334034566
  • NDC分類:134.9

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内容説明

規制や抑圧を打ち壊し、突破したニーチェのことばから、保身や恐れを克服し現代を生き抜くヒントを学ぶ。心に溜まった垢を洗い流す「座右」シリーズの第三弾。

目次

第1章 一本の矢になれ(目指すは憧れの矢 自画自賛力 愛せないなら通り過ぎよ ルサンチマンから逃れよ 嫉妬を消し去れ 友ならば敵であれ 頼りない友人ならいらない 原罪の概念を蹴飛ばせ 平等を説く者は毒ぐも 逃れよ、君の孤独の中へ)
第2章 一瞬を生きよ(瞬間を生きよ 偶然の力 これが生だったのか、よし、もう一度 最初から飛ぶばかえいでは、高くは飛べない)
第3章 肉体の声を聞け(踊る神を信じよ 肉体は本来のおのれ 大河にならねばならぬ エネルギーの元栓を開けておけ 大地に忠実であれ)
第4章 過剰を贈れ(太陽の光 蜂蜜たれ 知恵は贈り物 祝祭の技を習得せよ リーダーの危険は、羞恥を失うことだ 師弟関係を卒業して、友になれ 読書する怠け者)
第5章 クリエイティブに生きろ(力への意志 身体の内側から感動する力 評価というクリエイティブ 自分が回りたいから回るのだ 運命を浴するか 風を受けよ エッジを走る人を敬え)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

94
ニーチェは読書について、ショウペン・ハウエルの『読書について』並みの見解を示しているようですが、著者は派生して「教養とは」について、「教養とは本をどれだけ読んでいるかという以上に、どれだけ引用できるかということだ」と言います。これは一理あると思いました。確かに会話中で引用されると、「おっ!」と当方はなります。2022/12/25

ehirano1

89
ニーチェは精神の発展段階を「駱駝の時期」「獅子の時期」「子供の時期」と区分するという件に興味を持ちました。残念ながら本書では説明がなされていないので、これは原本(『ツァラトゥストラ』)を当たらないといけませんね。また一つ楽しみが出来ました!2021/05/17

ehirano1

89
著者が『ツァラトゥストラ』を常に座右に置き、日々ぱらりと捲ってから仕事に入る、には驚きました。しかも、「読んだ方が良い、と敢えて言わない。むしろ読まなければならない」とまで著者は言います。『ツァラトゥストラ』は未読ですが、ニーチェのアフォリズム(箴言)は確かにヒトを元気にさせると思います。特に『永劫回帰』の思想はパワーがあります。その意味では著者の力の入れようにも共感します。2020/09/05

ehirano1

85
『・・・量が質を生む。思うに、仕事での創造性の炸裂は、沈潜と集中力から生まれる』、と。これはかなり共感しました。“沈潜”というのが胆で、これを耐えれるかどうかが創造性の炸裂の大事な要素、否否、むしろトレードオフではないかと思います。2021/11/24

ehirano1

76
ニーチェは云います、『わたしは君たちに隣人愛を勧めない。わたしは君たちに遠人愛を勧める』、と。つまりこれは孫子の兵法の「遠交近攻」ではないかと思いました。因みに著者はもうちょっとソフトにこう云ってます「程よい距離を以てつき合うことは、人間関係の極意である」、と。2024/07/19

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