内容説明
倉橋に学び、保育を極める。倉橋の保育を倉橋自身が語る自伝。森上史朗(子どもと保育総合研究所代表)の書き下ろし解説を収録。
【目次】
一 白線帽の青年
二 角帽生の子ども遍歴
三 子ども道楽
四 絵の子ども
五 保育理論研究者
六 彼の保育理論を育てた関西保育界
七 我が子
八 当時の「新保育」
九 古くて新しきもの
十 父親の旅愁
十一 帰国
十二 家庭教育行脚
十三 大地震
十四 お召しをうけて
十五 大戦と幼稚園
十六 孫の歌
十七 孫たちの集い
十八 弘誓の子ども
解説 『子供讃歌』は優れた保育のテキスト
目次
白線帽の青年
角帽生の子ども遍歴
子ども道楽
絵の子ども
保育理論研究者
彼の保育理論を育てた関西保育界
我が子
当時の「新保育」
古くして新しきもの
父親の旅愁〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moshi
4
この本の登録者数が少な過ぎて悲しい笑 この人本当に明治生まれなの!?と思うくらい、古さを感じさせない教育思想。ただただそれに驚いた。こんなにも子どもが好きで、その道を極め、子どもとその親の為に生涯を捧げたその生き方に憧れる。2018/01/24
ひらぱー
2
日本の幼児教育界の本尊的な存在である倉橋の自伝。主観的な記述に徹底しているため、理論的な話は全く出てこないけど、彼の人柄が垣間見られてまぁまぁ面白かった。幼稚園の黎明期にこの人がいて、しかも人気があるのに、へんてこな保育をしてしまう人たちが多い(?)のはなぜなのだろう。とってもステキな保育者もたくさんいるのに。2010/04/13