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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絹恵
37
16世紀フランス、酒と女と忠義に酔いながら、銃士隊のアトス、アラミス、ポルトス、そしてダルタニャンは"Tous pour un, un pour tous.(全員が一人のために。一人は全員のために。)" の言葉の下、心を通わせ信頼を深めていきます。四人の不格好・不完全な人間性が魅力的です。ルイ13世もとい枢機卿の権勢下、蠱惑的なミレディー、気高きアンヌ王妃、しなやかなコンスタンスが絡み、時に決闘しながら、時に愛に溺れながら、四人が正義を通せますように。 2017/08/10
鐵太郎
32
何十年ぶりかで再読。今回は岩波文庫。いままでこの訳は読んでいなかったけど、古めかしいながらすっきりした文章です。さすが岩波。ダイヤの飾緒(しょくしょ)って、昔かなり大きなイメージがあったけど、この本で見るかぎり小さいもののようですね。一体女性のドレスのどこにつけるものだったんだろう? それにしても、アンヌ王妃といいバッキンガム公爵といい、国家を代表するとは思えない無責任で無思慮な連中ですなぁ。(笑) ダルタニャンの(いま読むと)青臭い生意気さがいいね。2015/10/04
金吾
29
○騎士道が如何に名誉を重んじてあるのかがよくわかります。ダルタニアンと三銃士は人物像が明確であり面白いです。2022/04/28
nagatori(ちゅり)。
28
もう何度読んだだろう。安定の面白さ。鈴木力衛訳のダルタニャン物語も読んでみたいが、入手困難(+_+)近隣図書館にもないのは痛い…。 それにしてもボナシュウとコンスタンスの年の差って、いつ見てもすごいなと思っちゃいます。当時はそれほど珍しくもなかったのかな?2018/11/08
ハタ
25
デュマの代表作の一つ「三銃士」友情厚い冒険活劇かと思い読み始めたが、青年達の心の葛藤(中でも異性への心の機微)虚栄心などの心情がメインに書かれていて、イメージと違い驚きでした。騎士道精神はあれど品行方正とは言いがたい4人のやり取りは、時に勇ましさと忠誠に酔い、時に酒の酔いに任せ若者らしい場当たりな対応をしており、ある意味とても人間らしく、ノンフィクション性のある内容です。「みんなは一人の為に、一人はみんなの為に」を良くも悪くも登場人物4人はうまく解釈して使っています。現実的という点でデュマの着眼点が鋭い。2015/07/08
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