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内容説明
深酒や食べすぎ、手放せないタバコに慢性的な運動不足……。体に悪いとわかっているのに、不健康な習慣は改めるのが難しい。実は私たちが思っている以上に、それらの誘惑は強烈なのだ。高齢化社会を迎え、健康を維持することは今や国民的な課題と言っても過言ではない。生命を脅かし、身体機能を著しく低下させる生活習慣病を予防するにはどうしたらよいか。またストレスを始め健康を損なうさまざまな要因とどう向き合えばよいのか。心理学の新しい応用分野、「健康心理学」の見地から具体的な対処法を紹介する。【目次】第一章 わかっていてもできない健康習慣/第二章 医療のパラダイムと変化の必要性/第三章 習慣を変えるための心理学/第四章 食の健康心理学/第五章 ストレスはたまらない/第六章 こころと健康状態/第七章 病気の心理と行動/第八章 健康な社会づくりをめざして/あとがき
目次
第一章 わかっていてもできない健康習慣
第二章 医療のパラダイムと変化の必要性
第三章 習慣を変えるための心理学
第四章 食の健康心理学
第五章 ストレスはたまらない
第六章 こころと健康状態
第七章 病気の心理と行動
第八章 健康な社会づくりをめざして
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
38
この本で「健康心理学」という分野があることを初めて知りました。お酒、たばこ、間食、運動不足をコントロールして、より健康になるためにモチベーションを高めていくためにはどうすればよいか。もうそろそろ自分のこととして考えねばなりません。勉強になりました。2015/03/20
miki
4
健康心理学という学問分野があることを初めて知った。これが果たすべき役割は大きそう。この本はタイトルとは異なり、健康心理学の色んなことに触れていて、少しとっ散らかってたような印象だった。十数年前の本だけど疫学についての話とか、今のご時世に興味深い内容もあった。2022/02/02
Hiroki Nishizumi
4
なんとなく無難というか、言いくるめられるというか、当然のような記述が多く感じ、さほど面白くなかった。赤ちゃんはタバコを吸わない、好き嫌いを克服するのに一番良い方法は克服しないことだ、など・・・2013/03/29
ジュリ
3
タバコ、お酒、食べ過ぎなど、体に悪いとわかっているのにやめられないのはなぜか。それを解説した本。やめられないのは、その行動をすることで特別なものを手に入れられるから。食べると幸福感を感じるなどが特別なものにあたる。行動を変えたければ、考え方を変える、小さなことから変える、そのものから離れるなどすることが有効。2022/08/26
空飛び猫
3
健康心理学、とは。 人間の好むもの。 2014/02/17