股旅フットボール

個数:1
紙書籍版価格
¥1,571
  • 電子書籍
  • Reader

股旅フットボール

  • 著者名:宇都宮徹壱【著】
  • 価格 ¥838(本体¥762)
  • 東邦出版(2011/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784809406959

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

カメラを下げて国内外の辺境を歩き回る宇都宮徹壱が、全国9つの地域リーグを巡り、その地域独特のサッカー文化の息吹を伝える。本書を極論するなら「田舎者」たちによる「謀反の物語」。

目次

イーハトーヴにJクラブを―グルージャ盛岡
夢、すなわち目標―V・ファーレン長崎
「夢見る時代」の終わりに―ファジアーノ岡山FC
加賀百万石のリアル「サカつく」―ツエーゲン金沢
瀬戸の海を越えて―カマタマーレ讃岐
凛としたクラブを目指して―FC岐阜
「人生を懸けた」アマチュアの大会―第30回全国地域リーグ決勝大会
群雄割拠の湖国を行く―FC Mi‐OびわこKusatsu
変わりゆく風景の中で―FC町田ゼルビア
北の大地で種蒔く人々―ノルブリッツ北海道、FCとかちフェアスカイジェネシス
「全社」という名のバトル・ロワイヤル―第43回全国社会人サッカー選手権大会
「J」の付く場所を求めて―第31回全国地域リーグ決勝大会

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふろんた

13
10年前の本だけど、今のJリーグとその下部カテゴリと比較してもかなり違うね。今は、J3もあるのでプロらしいクラブが全国各地にある。本書で登場したクラブもほとんどはJ2、中にはJ1まであがったクラブもある。地域リーグにはJリーグとは一味違った魅力があります。今の注目はいわきFCかな。2017/12/20

ランフランコ

6
まだJ3ができる前の話。ここに登場するクラブの多くは今ではJリーグ昇格を果たしている。しかしJ1に定着しているクラブは無い。大資本がバックに付いていないクラブがそれを成し遂げるのは至難の業だ。しかしそれがロマンだ。ロマンに人生を捧げる男たちの熱い魂が躍動する。うまく行かなくたってそんな情熱に満ちた人生は誰でも送れるものではない。大変だろうが羨ましい。2022/04/23

さんつきくん

5
十数年前、地域リーグを戦っていた社会人サッカークラブのルポ。Jリーグ、JFLよりしたの地域リーグ。練習環境は劣悪。でも、Jリーグに昇格したいと言う大志をボール一つに込めて、ひたすら走る選手達の姿が小さなクラブを通して全国各地にあった。掲載されたクラブは北海道の2つと滋賀の計3つ以外はすでにJリーグ入りを決めている点もちょっとした歴史を感じる。夢だけじゃなく、現実的な描写もあり、今Jで活躍するクラブも黎明期はこんなに苦労していたと知れる一冊。10クラブ掲載されてるけど、1クラブに搾って、1冊にできるんじゃな2020/10/02

jinrikiplane

2
2007年にかけてのサッカー地域リーグを追ったルポルタージュ。取り上げられたチームのうち、北海道の2つを除くチームがJ2もしくはJ3という「Jの付く場所」に籍を置いている。/「謀反の物語」という後書きが非常にしっくり来る内容なんだよこれが。土のグラウンドからの成り上がり・謀反・その背後にある危機感。/なお、地域リーグ決勝大会のレギュレーションは、2013年になっても大筋で変わっいない。J3という舞台が増えたとはいえ、今でも「地域リーグ→JFL(J3)」の導線が一番細いという現状には変わりがない。2014/09/11

Kenji Fukuchi

2
(勝手に 笑)敬愛する宇都宮さんの名著。サッカーJ+で連載されていたコラムを廃刊(休刊??)後も取材を続け、本として発刊。本屋で見たときは超嬉しかったなぁ。サードフライトフットボール、Jユース専用ページ...etc 本当にサッカーJ+は名紙でした…。って全然本の内容触れてねー。 地域リーグ(Jから数えて4部以下、あまりこの表現は正しくないかも)で活動している各チームを色んな視点から見た一冊。 J(更にはJ1優勝)がゴールのすべてとは考えてないところが好きです。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/426511
  • ご注意事項