内容説明
消費社会論の分野で読まれ続けてきた定番テキストの新版化。近年注目されている「持続可能性」「リスク社会」と消費社会の関わりなどの現代的なテーマを新たに追加した。消費社会についての理解を深めて,今後の社会動向をつかむのに必携の1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
消費社会への視点:消費社会の成立と展開 消費社会の基本構造 現代資本主義と消費社会 2つの見方 消費社会を作るもの─広告と企業活動 消費社会の変化と広告 基本メカニズム 消費社会の諸問題 アンバランス グローバルな問題 消費社会の変動:消費社会の人間像 危惧と期待 現代社会のゆくえ 消費志向的人間 消費文化のゆくえ 機能・記号・文化としての消費 リスク社会の到来と消費 情報社会化の進行と消費 3つの消費文化 環境問題の深刻化と消費社会 脱物質主義 持続可能な消費社会を目指して 消費社会の将来に向けて2021/05/12
MADAKI
0
【あくまで基礎的な消費社会論】消費者と企業と社会のかかわりについて、いくつかのトピックを立てて論じる。第1の消費社会(必要を満たすための機能的価値の重視)⇒第2の消費社会(他人に見せびらかすための消費)⇒第3の消費社会(文化的・社会的意義を重視する消費)という時代の整理などは興味深いが、かなり基本的な内容で、ちょっと退屈。2023/06/17