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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
127
第2巻はデモクラシーがアメリカの人々に与えた影響についていくつかの観点から論じています。この上巻では知的運動に及ぼす影響と感情に及ぼす影響について述べられています。どちらかというとアメリカ人についての分析というような感じです。むかし外国人が日本人について論じたと同じような観点から分析されています。2016/04/08
ころこ
43
5年後に書かれた第2部は章立てが細かく、バランスよくまとまっている。しかしアメリカに対する観察よりも、観念的で英米仏の比較に重心が移っているようにみえる。民主主義とは平等に基づく制度であり、権力の分散が時として政治の不安定を引き起こす。アメリカでは、なぜそのバランスが保たれているかというのを第2部で再論している。民主主義は個人を孤立させる。個人が無力になる代わりに政府を強くするのは間違いだ。個人は結社をつくり、結社が活発に活動することによって政治と権力のバランスがとれるというのが本書の最も重要な主張だ。2024/05/23
逆丸カツハ
33
アメリカのデモクラシーは唯一の正解ではないよなぁ。2024/10/05
紙狸
15
2008年刊行の邦訳。民主的諸国が専制へ変質しないために、宗教がいかに重要であるかを力説している。米欧の伝統を反映して主にキリスト教を論じるのだが、こんなことまで書いている。デモクラシーが輪廻転生説と唯物論のどちらかを選ばなくてはならないならば、「霊魂の存在を信じないよりは死後の魂は豚に宿ると思った方が市民を少しは自省させる可能性がある」。デモクラシーが唯物論と結びつくと、国民が物質的享楽を狂ったように求めるだろう。宗教の効用は、行動の目標を時間的に遠くに置くことを教えるところにある。2026/02/14
ロビン
15
第1巻から5年後に刊行された第2巻。私は民主主義の国しか知らないが、トクヴィルは貴族社会についても知っているので、彼の比較・分析は貴重であるとしみじみ。民主主義社会の主権者は階級制の社会より多忙であり、自分で様々なことを判断しなくてはならないので実用的学問を愛し、多数の一般観念を判断の参考にする傾向があるとの指摘はまさにその通りと思った。ただ、芸術や哲学、詩については本書の発刊(1840年)時はホイットマンやエマソンの登場前であるが、トクヴィルの予言は当たっていない。トクヴィルは詩的な頭脳ではないと思う。2025/04/28
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