美咲ヶ丘ite（１）

著者名：戸田誠二【著】

小学館（2014/06発売）

• ISBN：9784091884077

内容説明

▼第1話／ボクシング・ママ▼第2話／オムライスはいらない▼第3話／マイライフ・ウィズ・ア・ドッグ▼第4話／スター！▼第5話／人生ゲーム▼第6話／臆病者
●あらすじ／仕事は好調、やさしい妻と元気な子供もいて、その上社内に“都合のいい”不倫相手までいるサラリーマン・大野は、人を疑うことを知らない妻に罪悪感を覚えつつも順風満帆な毎日を送っていた。そんなある日、たまたまボクシングジムを見学に行ったという妻から、ボクシングを始めたいという驚きの相談を受けて…（第1話）。
●本巻の特徴／「～に住む人」という意味を表す「ite」。どこにでもある街「美咲ヶ丘」に住む人々「美咲ヶ丘ite」たちが送る日常を描く、心あふれる連作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ikki]

普通の中のサプライズとか？そんなんが集まって生活ってもんがなりたってるのかも？と思ってしまう。それが良い方に傾けばいいけど。やはり意思の力がいるんかな？100％ハッピーエンドでもなくてよいから少し幸せわけて下さい。

2010/02/22

[ぐっち]

ちょっと大人目ないい話。

2010/02/07

[furugenyo]

素朴だけど真っすぐでいい話たち。「ボクシング・ママ」武力は何にも優ると思う。正しく使われさえすれば。 ダメなことはダメ、いいことはいいと素直に言うためには勇気が必要。そこに至るまでのドラマが描かれている。

2011/04/30

[cathunter]

表紙裏表紙に各話の登場人物が。一見何の問題もなさそうに幸せに見えるこの街の人たち一人ひとりにもドラマがあるんだよ。という狙いなのでしょうがどうしてこれが凄く効果的。読み終わった後の充足感が増幅。

2009/11/29

[ひばり]

ありふれた日常にある物語。ありえないとは思えない話ばかりで、感情が揺さぶられやすいです。

2009/09/28