幻冬舎文庫<br> 捌き屋II 企業交渉人 鶴谷康

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幻冬舎文庫
捌き屋II 企業交渉人 鶴谷康

  • 著者名:浜田文人【著】
  • 価格 ¥596(本体¥542)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344410909

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内容説明

鶴谷康は組織に属さない一匹狼の交渉人だ。独自のルートで集めた情報を駆使して、本音とハッタリを使い分ける心理戦を得意とする。今回彼に舞い込んだのは、アルツハイマー病の新薬開発をめぐるトラブルの処理だ。製薬会社同士の利権争い、厚生労働省の認可遅延、ノーベル賞を欲しがる教授の嫌らしさ。鶴谷はこの泥沼の事態を収拾できるのか? 好評シリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずっきん

46
捌き屋1の前日譚。製薬会社二社の諍いと医師会会長選挙をめぐり、捌き屋鶴谷vs凄腕の交渉人東山が火花を散らす。1よりも背景と登場人物が複雑で、ちょっとわかりづらい。前作では脇までカッチリキャラが立ってたが、今回はボンヤリ。このページ数で納めるのはキツかったのではと思う。加倉が鶴谷に傾倒していく様子はよかった。ところでなにげに旨そうなもんが出てくる。お茶漬けと辛味大根の蕎麦食べたい。2018/08/29

ヨーコ・オクダ

16
捌き屋?企業交渉人??シリーズ。6年前、凄腕交渉人・東山との対決で、切り札の証人を消されたことで悔し涙を飲んだ鶴谷。今回は、大手製薬会社同士の揉め事の解消役として、東山と再対決!単純に2社の関係をフォローして終わる話ではなく、研究者、大学、厚労省、医師会、国政選挙等々、鶴谷にしろ東山にしろ、ケアしなければならない方面がいっぱい。あれこれ手を打つのだが、何となくまだ裏がありそうで…。心のザワザワを先に察知した鶴谷の勝利と言えるのか?最終的な和解案、決着の付け方は各々の読者たちの目で確かめてみて〜♪2024/03/09

rakim

8
少し集中して読まないと人脈が見えなくなるので一生懸命(笑)読みました。裏経済小説でもあり、認可を巡っての政治家・企業・捌き屋・企業舎弟…あたりの攻防が見どころ。売買や認可や利権や政治の間には、対外的には柔らかく見せているだけの現実もあるのを、一般人である私たちもも薄々感じているから面白いのでしょうね。2013/04/05

hiyu

5
前作を読んで心地よかったので読んでみた。今回はアルツハイマー病の新薬開発にまつわるトラブル。利権をめぐって、魑魅魍魎が跋扈する。遠くの話と思いたいが。2019/10/12

kinghaya

2
★ 登場人物の背景が分かる回。今回は医療界。終いはこうなるんかな、という感じがした。2019/04/23

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