内容説明
鶴谷康は組織に属さない一匹狼の交渉人だ。独自のルートで集めた情報を駆使して、本音とハッタリを使い分ける心理戦を得意とする。今回彼に舞い込んだのは、アルツハイマー病の新薬開発をめぐるトラブルの処理だ。製薬会社同士の利権争い、厚生労働省の認可遅延、ノーベル賞を欲しがる教授の嫌らしさ。鶴谷はこの泥沼の事態を収拾できるのか? 好評シリーズ第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ずっきん
46
捌き屋1の前日譚。製薬会社二社の諍いと医師会会長選挙をめぐり、捌き屋鶴谷vs凄腕の交渉人東山が火花を散らす。1よりも背景と登場人物が複雑で、ちょっとわかりづらい。前作では脇までカッチリキャラが立ってたが、今回はボンヤリ。このページ数で納めるのはキツかったのではと思う。加倉が鶴谷に傾倒していく様子はよかった。ところでなにげに旨そうなもんが出てくる。お茶漬けと辛味大根の蕎麦食べたい。2018/08/29
ヨーコ・オクダ
16
捌き屋?企業交渉人??シリーズ。6年前、凄腕交渉人・東山との対決で、切り札の証人を消されたことで悔し涙を飲んだ鶴谷。今回は、大手製薬会社同士の揉め事の解消役として、東山と再対決!単純に2社の関係をフォローして終わる話ではなく、研究者、大学、厚労省、医師会、国政選挙等々、鶴谷にしろ東山にしろ、ケアしなければならない方面がいっぱい。あれこれ手を打つのだが、何となくまだ裏がありそうで…。心のザワザワを先に察知した鶴谷の勝利と言えるのか?最終的な和解案、決着の付け方は各々の読者たちの目で確かめてみて〜♪2024/03/09
hiyu
5
前作を読んで心地よかったので読んでみた。今回はアルツハイマー病の新薬開発にまつわるトラブル。利権をめぐって、魑魅魍魎が跋扈する。遠くの話と思いたいが。2019/10/12
kinghaya
2
★ 登場人物の背景が分かる回。今回は医療界。終いはこうなるんかな、という感じがした。2019/04/23
vagabond830
1
面白かったが、なんだか集中できなかった・・・。しばらくしてもう一回読み直そう。 「捌き屋Ⅲ」も少しお預けだな。2012/03/27
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