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内容説明
これまで新興国は、先進国の生産・輸出拠点となることで、段階的な成長を遂げてきた。しかし、経済のグローバル化が進んだ今、BRICsをはじめとする新興国は一気に先進国にキャッチアップ。人口30億を抱え、食料や石油を猛烈な勢いで消費する巨大マーケットが誕生した。本書では生活必需品の値上げなどの身近な経済現象から、新興国の台頭がもたらす世界経済の地殻変動を解説。ポストBRICs、産油国の勢力図、環境ビジネス……世界経済のトレンドはこの1冊でわかる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がっち
2
5年前の本なので情報も古くなっている感はあるが、あの時の経済はこうなっていたんだとわかって個人的には面白かった。コーヒー豆が高い理由や、オレンジジュースがなぜ高いかやマグロの話、原油が高くなった理由など。一消費者からみるとまた高くなったなぁという印象でしかないかもしれないが、世界規模でみることができれば、こんな面白いと気づかせてくれる本。2012/08/16
あぽ
2
2007年の本。BRICsの経済発展に関連した構造的な問題を、非常に解り易く説明してくれている。肉1キロを生産するのに必要な穀物量が、豚肉4キロ・牛肉7キロ・鶏肉2キロということにも驚いた。そして何より自分があまりにもモノを知らないということに気づかされた。もっと色々なジャンルの本を読んでいこう!と思うきっかけになった。2011/12/22
ken
2
世界経済入門としてはほんとにおすすめです。わりとわかってないことがクリアになる。2010/05/27
Hayato
1
世界経済の中でも特にBRICsなどの新興国の成長がどのように先進諸国に影響を与えているのかという本だった。自分の生活と世界経済情勢をリンクさせてあり、取っ掛かりやすかった。2015/09/02
サッカリン
1
六年前の本ってこともありちょっと情報が古いかな…。2013/07/02