内容説明
破れ合羽に破れ笠、錆朱色の長脇差をさして、唇に五寸の長楊枝。木枯しの音も寒々と、中山道に孤影をひいて、独り旅往く紋次郎。時代小説の不朽の名作、「木枯し紋次郎街道シリーズ」第一弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
5
ニヒルで流されない美学の体現者というようなイメージを持っていましたが、実際に読んでみて、「虚無」に圧倒されました。人とかかわることもなく、心を動かすこともないよう律しているにもかかわらず、そうはいかないジレンマが見せ場ですね。2014/03/11
青沼ガラシャ
2
ハードボイルドミステリ短編集として楽しめた。各話全てのラストには大抵死体の山が積み上がります。子供が死ぬエピソードは辛かったな。様々なジャンルの要素が見事に融合されてて、ペリー・メイスンみたく、「木枯し紋次郎」シリーズが一つのジャンルになってしまっているような気がした。2021/12/05
depo
0
図書館本。2025/04/11
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