内容説明
郁恵の死により<ジュライ>の前から姿を消した冬湖。雫は冬湖を取り戻すべく宇宙へ上がる決意を固めるが、コズミックイーターの大群が地球へ襲来。雫は冬湖を、地球を救うことができるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せんにん
3
スペースファンタジー×百合なSFライトノベル、最終巻。少女の戦いの舞台は空へ。そして地球を救う戦いが始まる。なんというか一つ一つの要素と雰囲気はかなり良いはずなのに大枠の戦争描写が分かりにくく、とても惜しい作品な気がした。でも、終盤のどんでん返しと地球の新たな船出はとても好きでした。2023/12/31
Tenco
1
一巻読了時点ではなかなか期待できたんだけど、その後は結構眠い。《ゲーム》の展開は色々と練ってる半面、ゼイが来襲してからの地球がどうなってるのか、例えば、ゼイからもたらされた技術の影響で産業やその従事者の立場は変容するだろうし、それに連動して学校の仕組みも変わってきそう。生活における《ゲーム》のウェイトは高まる一方、それが命や精神の異状に関わる以上、大会に子供が参加することに世論の反対は無いのか……とか。言ってしまえば、登場人物たちがあそこまで簡単に命を投げ出せる背景がよく分からなかった。↓2019/09/23
Monto PASO
1
全巻読み終えた感想としてはキャラの言動や行動にイラッとさせられる部分が多かった。設定は凄く面白いと思う。 最後まで凡人として戦い続ける雫の姿勢はカッコ良かった。2019/08/16
arcmint
1
いつものように1-4巻一気読みなんだけど、途中で失速しそうになった。ラノベだからってツンデレである必要もないし、何にもないところで転ぶことが何かの条件に入っている訳でもない。普通にSFしていいんじゃないの? ぜひ普通に書いて欲しい。プロットはかなり面白いと思うのだけど。2014/12/13
ABCorenge
0
終わりよければなんとやら。結末が悲しいストーリーもいいものはあるけど、やっぱり物語には明るい未来を期待したい。そういう意味で、好きな小説。作者の他の小説も読んでみるかな。2017/06/04