内容説明
隣のクラスの悪友・小木津に借りた教科書を返しにいった北見重は、そこで小木津を中心に、幽霊談義が盛り上がっているところにでくわす。いい加減なことを言うやつだ、と半ば呆れ気味の重をよそに、集まっている生徒達は結構マジメに話を聞いているようで……? 高校2年の夏に、重の通う大月夜高校で起きた幽霊騒動を描く「ジョン平と地下室の幽霊」をはじめ、重たちと別れた後の三葉とオーランジェの旅を描いた後日譚、寧先生の結構大変な日常、そして高校3年の秋に開催された学園祭の顛末など、珠玉の六編を収録したシリーズ初の短編集、登場! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maqiso
0
短編集であまり冒険をしないのが良い。トルバディンと文月が良いキャラだった。2016/03/26
mafumafu
0
短篇集もとい後日談。結局三葉ちゃんは劇中では帰って来なかったのですな。恋愛方面も明確に誰其がくっついた、とは書かれていないものの、それを予感させるような事になっていたりしてとても良かったです。2011/05/24
シュエパイ
0
故あって、実家に置いてた蔵書を大量に処分することになりました。その過程で、久々に発掘してきた本の1冊。コレ、実質最終巻なんだったかな?魔法が数学より重要な世界の片隅で、科学が大好きな(魔法的に)オチこぼれの男の子。基本的には、わしの眼鏡(笑)懐かしい子達が、ほのぼのとしてるのが嬉しいのだけれど、この子たちどんな子だっけ?遡って読み返してみようかな(1巻目がほろ苦かった想い出だけある)。それにしても・・・魔法のある世界でも、物理・化学系の原則は何故か変わらないんだなぁ・・・2011/04/09
指
0
後日譚、というか/トルバディンの話が好きかなあ2009/12/25
(▼皿▼)<デデンデンデン
0
最高。あぁ、全体にただようゆる~い雰囲気から、この作品を近くに感じることが出来ました。登場人物ひとりひとりが魅力的です。作者にはラブコメにも挑戦してもらいたいです。きっと世界を獲れる。2009/07/15