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内容説明
手軽に無理せず取り組む、経費削減策!企業も家計も、”存続の方程式”は非常に簡単だ。それは、「入るを計って、出るを制す」。売上ばかりを追っても、そこに生じるコストから目をそらしていては、企業として永続することはできない。 売上拡大とコスト削減という両輪に均等に力を注いで、企業として正しく進んでいくために――。情報を知恵に換えて、即効性の高いコスト削減につなげるコツを伝授する。――著者コメント――企業は存続するために、営業力強化、商品開発、技術革新や価格競争を行いながら、前に進む努力を重ねます。しかし、近年の世界的な厳しい経営環境のなか、利益拡大を目指すだけでは生き残ることはできません。たとえ自社がその強風にあおられることがなくても、関係する企業が倒産などに至れば、入金が滞るなどのあおりを受けることになるかもしれないのです。無駄な出費は利益を脅かす一因です。売上拡大が難しいいま、ぜひ現状認識に目をむけてください。そして、人件費削減の前に少しでも会社からの出金が抑えられるように、会社として一丸となって踏みこらえてください。本書は、今日からでも気軽に取り組める簡単な手法を記しています。チリも積もれば、意外な結果に至ります。そして、成果を数字で客観的に認識できれば、さらなるやる気へとつながるはずです。企業として踏ん張りとおすために、そこに関連する多くの人たちのために、いまこそしっかり会社にお金を残す努力をしましょう。はじめに第1章 なぜコストダウンは必要か 1.お金論 2.企業にとっての使命 3.いつ何が起きるか分からない 4.今こそコストダウン実行のチャンス第2章 明るいコストダウン 1.コストダウンはつらいだけ? 2.明るいコストダウン 3.成功への必須条件4.最終ゴール第3章 あなたの会社にコストダウンは必要ないか 1.現状認識 2.無知は罪 3.コストダウンの実績第4章 コストダウンを実現するために 1.ベースになる考え方 2.コストダウンの敵 3.コストダウン失敗例 4.はじめの一歩第5章 コストダウンの手法 1.項目別コストダウン術 2.かかるコストの差異 補足1―損益計算書第6章 コストダウンを運動にする 1.実行ステップ 2.実践例第7章 実践の成果 1.コストダウン成果の算出の仕方 2.算出例 3.コストダウンの基本的な手順 ケーススタディ 補足2―損益分岐点第8章 コストダウンにおけるキーパーソン 1.経営者の視点 2.担当者の視点第9章 数字以外で見るコスト 1.時間という名のコスト 2.生産性向上という課題 3.6W3H1Gでの報告個人・家族レベルでのコストダウン実践者の声―テナント料1億円の削減に成功あとがき片桐明(かたぎり・あきら)1963年京都生まれ。同志社大学を卒業後、株式会社日本エル・シー・エーに入社し、主に中小企業の経営コンサルティングや子会社の立ち上げに従事。2006年起業。
目次
第1章 なぜコストダウンは必要か
第2章 明るいコストダウン
第3章 あなたの会社にコストダウンは必要ないか
第4章 コストダウンを実現するために
第5章 コストダウンの手法
第6章 コストダウンを運動にする
第7章 実践の成果
第8章 コストダウンにおけるキーパーソン
第9章 数字以外で見るコスト
個人・家族レベルでのコストダウン
実践者の声―テナント料1億円の削減に成功