GA文庫<br> ジョン平とぼくと3 ジョン平とぼくらの世界

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GA文庫
ジョン平とぼくと3 ジョン平とぼくらの世界

  • ISBN:9784797341706

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内容説明

高校三年の新学期。北見重は一人の新入生に出会って驚く。彼女が春休みに学校に迷い込んできた女の子・岡崎三葉にそっくりだったからだ。だが、彼女が三葉であるわけはない。ということは、つまり彼女は――かつて重も会ったことのある強力な魔法使い・城塚智樹の娘、城塚さやなのではないだろうか。様子を見たほうがいい、という助言を寧先生から受け、事態を静観するつもりになった重だが、幼馴染みの鈴音らは、自分たちでもう少し調べてみよう、と妙にノリ気。重とその使い魔・ジョン平も、仕方なく彼らの調査につきあうことにするのだが……。待望のシリーズ第3弾登場! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyapoona

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日常の謎的な作風だったファンタジーがまさか歴史改変SFになるとは。一応の完結編となる3巻はまさにSFとファンタジーの対立が描かれており、そして圧巻の大どんでん返しが待ち受けています。もちろんシリーズの持ち味であるほろ苦い展開も。狂気じみた執念をもって失ったものを取り戻そうとし、成功直前で挫折してしまう黒幕の姿が切ない。2013/03/16

m-bird

0
ライトノベルの中では、かなりの良作の部類。古き良きジュブナイル小説を、ハードSFの文脈で書いてみた、みたいな。が、しかし、なんというか淡々と進みすぎて盛り上がりに欠け、エンタメ小説にならず、情操教育的な何かになっている。あと、いちいち説明が丁寧すぎてくどいが、拡張幻想収録の短編ではそんなことないので、子供向けを意識しすぎたためか。大人向けのノスタルジックSFを、もっと書いて欲しく思う。2013/02/13

mafumafu

0
1.3h。ゆったりとした起承転結の4巻構成がとても心地良い読後感を与えてくれました。魔法と科学、2つの世界、『正しい答えなんて、ない。』2011/05/23

フタ

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楽しかったなあ。ゆるい空気が気持ちよすぎる。2010/08/03

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重も城塚もリスクを負いつつ勝負に出ているわけで。世界観のシビアなこの作品で、それでも、と実験を続けて行くスタンスが好ましい/鏡像としての使い魔のあり方とかも良い感じ2009/12/24

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