内容説明
血塗られた浦登(うらど)家の系譜を受け継ぐ者は誰? 漆黒の館を包み込むのは断罪の炎か。逆転に次ぐ逆転の果て、とうとう事件の真相は明らかになったかに見えたが……。空前の本格&幻想(ゴシック)ミステリ巨編2600枚、ここに堂々の完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kircheis
494
★★★★★ 四巻はほぼ全てが解決編。 まず、屋敷内での過去及び現在の殺人事件について真相が明かされるが、これらは特に驚くほどのものではない。読者に真に衝撃を与えるのは「中也」と渾名で呼ばれていた人物の本名が明かされる場面。そこは館シリーズのファンなら強烈なカタルシスが味わえる瞬間となる。逆にシリーズを読んだことのない人間からすると「だから?」となってしまいかねないので、絶対過去作を読破してから読むべき! ラストは少しモヤモヤしたまま終了する。だが、それこそが幻想ホラー作家でもある絢辻さんの魅力だ。2026/03/28
mae.dat
270
先ずは無事に『暗黒館の殺人』の読了側に入れた事が何より嬉しい。一応7日間を目標にしていて、それでも厳しいと思っていましたが、半日ほど余らせての6日間で完読出来ました٩(ˊᗜˋ*)و。あと、登場人物が多いので躊躇しますがそれも大丈夫。個性がまぁ強いので。真相と共に気になる、中也くんは何者か、江南くんはどう関わってくるのか問題。思うのと全然違いました。なんかね魔女の鍋に全部入れて、ドロドロにして煮込み直すみたいになるのよ。そんな(ó﹏ò。)。そして気になる探偵登場はパターン3でした。(๑❛︎ڡ❛︎๑)テヘ。2022/11/02
パトラッシュ
254
(承前)2千頁を超える悪夢の果てに待っていた驚愕の結末は、巨大な津波のように読者を圧倒する。館シリーズ第7巻のはずが実は序章であり、巧妙な叙述トリックに騙されてきたと明らかになり、アッシャー家の如く炎上する暗黒館はダリアの呪いとしか思えない。まして「中也」と呼ばれていた青年は実は彼だったとは、ノックダウンされたまま起き上がれない衝撃だ。市朗少年の正体や今なお暗黒館に暮らす人びとの姿は、事件解決が終幕である通常のミステリでは味わえない余韻を残す。長すぎるとの感想も多いが、量あればこそ質も担保されたといえる。2025/12/14
yu
156
Kindleにて読了。 何だか、時代が錯綜しまくってて、整理しないとわかんなくなる感じ。 江南くんはそういうことですか。その後の、浦登家の人々が気になる。。。 市郎はいいやつだったな。2016/02/20
nobby
142
一気に読んだ謎解き本(笑)時間軸は何となく気になってたけど、そういうことかと納得。視点にちょっと無理は感じるけど…気付けないとは思うけど、伏線たっぷり描写してありフェアだとは感じる。何より中也の正体にやられた!なかなか出てこないあの人なのかと思ってたら、そこかっ!(笑)確かにこれも設定あった。もう一度伏線確認をしたい気もするけど、長いのでどうかなあ…2013/10/29




