内容説明
血塗られた浦登(うらど)家の系譜を受け継ぐ者は誰? 漆黒の館を包み込むのは断罪の炎か。逆転に次ぐ逆転の果て、とうとう事件の真相は明らかになったかに見えたが……。空前の本格&幻想(ゴシック)ミステリ巨編2600枚、ここに堂々の完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青葉麒麟
292
漸くの解決編。思ってた以上に殺害人数が少なかった事に一寸不満かも。其にしても今迄の館シリーズのまさに集大成で凄いなの一言。当分本格ミステリーは良いかも(^_-)2012/02/17
mae.dat
261
先ずは無事に『暗黒館の殺人』の読了側に入れた事が何より嬉しい。一応7日間を目標にしていて、それでも厳しいと思っていましたが、半日ほど余らせての6日間で完読出来ました٩(ˊᗜˋ*)و。あと、登場人物が多いので躊躇しますがそれも大丈夫。個性がまぁ強いので。真相と共に気になる、中也くんは何者か、江南くんはどう関わってくるのか問題。思うのと全然違いました。なんかね魔女の鍋に全部入れて、ドロドロにして煮込み直すみたいになるのよ。そんな(ó﹏ò。)。そして気になる探偵登場はパターン3でした。(๑❛︎ڡ❛︎๑)テヘ。2022/11/02
yu
155
Kindleにて読了。 何だか、時代が錯綜しまくってて、整理しないとわかんなくなる感じ。 江南くんはそういうことですか。その後の、浦登家の人々が気になる。。。 市郎はいいやつだったな。2016/02/20
nobby
138
一気に読んだ謎解き本(笑)時間軸は何となく気になってたけど、そういうことかと納得。視点にちょっと無理は感じるけど…気付けないとは思うけど、伏線たっぷり描写してありフェアだとは感じる。何より中也の正体にやられた!なかなか出てこないあの人なのかと思ってたら、そこかっ!(笑)確かにこれも設定あった。もう一度伏線確認をしたい気もするけど、長いのでどうかなあ…2013/10/29
胆石の騒めき
125
(★★☆☆☆)作者があとがきで述べている「僕好みの傑作」という表現につきる。カタルシスを感じることができるのは、今までの綾辻行人の「館シリーズ」に傾倒してきた読者の一部に限られるのではないだろうか?本作品内の謎解きだけではなく、シリーズ全体の謎を解明するという内容。それだけに本作のみを純粋に振り返ると、冗長ではなかったと言い切れない。個人的には、平面図を有する広大な屋敷の必然性や、「惑いの檻」の真実等の明かされなかった事柄に対し、残念さを感じてしまった。しかし、この作品はこれでいいのだろう。きっと。2018/08/21
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