HELLSING(9)

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HELLSING(9)

  • 著者名:平野耕太
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 少年画報社(2012/07発売)
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  • ISBN:9784785928858

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内容説明

舞台は英国。吸血鬼による暴虐な事件が横行していた。そこで結成されたのが、反キリストのバケモノを狩る機関 王立国教騎士団 通称「HELLSING機関」。その一員である主人公 アーカードは吸血鬼討伐のエキスパート。彼自身も吸血鬼であり、銃で撃たれようと、首をもがれようとその肉体は不死身。事件に巻き込まれ吸血鬼の体となってしまったセラス・ヴィクトリアも機関に加わり、団長 インテグラルの指揮のもと、今日も吸血鬼事件の鎮圧に向かう。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kanon

31
たった一人…いや一人?一匹?一つ?もう数え方などはどうでも良い。焦点を合わせていたのはたった一つの相手だった。それを倒すためだけに生きる。戦う。戦わせる。それだけが生き甲斐。明らかに少佐の私利私欲である。正直なぜ、こんなにも少佐の周りに人が集まってくるのか理解は出来ないが、出来ないのだが、何故かみんな揃って殺されるべき相手というのを探しているというのは分かる。死に場所か?…そう「戦争」である。戦争で死ねれば良いのだ。戦争狂。まあどっかにはいるんだろうな。でも満足気に死んで行くから…何なんだろうなあ本当に。2014/07/30

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

21
*吸血鬼・第9巻*英国を蹂躙していたナチスの残党。鍵十字ごと異教のプロテスタント教徒の抹殺を策謀したヴァチカン。虐殺者たちは更なる虐殺の業を以て吸血鬼アーカードに断罪された。だが、凱旋を遂げる彼の前に立ちはだかる新たな敵は余りにも意外な存在だった!?――素晴らしい人間ドラマ!アンデルセン神父。修羅の如く戦う姿ばかり目がいってましたが、今際の時まで家族として過ごしてきた子供たちを案じる姿こそ、彼の本質だったと思います。 ⇒続き2013/11/09

読み人知らず

17
ああアンデルセン。なんだよこの死に方。。。くそう。。。2012/08/31

ぺぱごじら

14
死力を尽くして戦い、美しさを認めた敵の『裏切り』に絶望したアーカードを呼び戻したのは、真正ドラキュリーナ・セラス=ビクトリア。『泣きたくないから鬼になったんだろう、泣くな』自らを哀れむ敵に言葉を遺して天に召された『神の銃剣』に代わり、アーカードの眼前に立ちはだかったのは、かつて『老いすら楽しむものだ』『意地も張れぬ繁栄など断る』と吹いた盟友の変わり果てた姿。死都における化物達の1×1の決闘の中に、この争いを画策した一人の強欲な小男の強固な意志に『人間とは何か、強さ、美しさとは何か』が何度も問われている。2012/12/05

ジョニサン

12
あっけない黒渦対神父の決着。宿敵との戦いの中で「死ぬ場所」を探していたのか。泣いてはいけません。寝る前にはお祈りを。。。AMEN。どいつもこいつも死に際が格好良すぎ!!ジーンとしてたら、若がりし元執事との闘い。まさかの内通者はウォルターだったのか。闘いたかったのはわかるが、俺は老いてる貴方が好きだった。なぜそうまでして、死を選ぶ。そして、死を選ばせるアーカード。酷だな、あんたわ。これも天命か。で、なぜ幼くなったアーカード!?子供の喧嘩にしちゃあ、随分物騒じゃないか。征けよセレス。一緒にやっつけようぜ!2012/06/07

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