講談社文庫<br> 啓順純情旅

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講談社文庫
啓順純情旅

  • 著者名:佐藤雅美【著】
  • 価格 ¥691(本体¥629)
  • 講談社(2013/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062758482

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内容説明

息子殺しの嫌疑で火消し頭の聖天松(しょうでんまつ)から追っ手をかけられる医師崩れの啓順は、伊勢の縄張り争いの最中、かつて救ったおきよが会いたがっていると聞いた。縄張りも捨て助っ人として向かった伊豆でおきよと再会し、互いの気持ちを確かめ合ったのも束の間、またも別れる運命に。「逃亡者」啓順シリーズ完結編。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@the_booby

43
探していたんだよ~小さな幸せを~♪の啓次郎だが勘助との共闘で追われる立場から聖天松に対して攻勢を掛ける。思うようには儘ならないが長い旅で情を掛け合ったきた事が報われる事もある。楽しいシリーズでした。2025/04/25

baba

23
純情旅というより、人に追われ逃げているのに、人の好い啓順は助けを求められると「いいでしょ」とすぐ返事をしてしまい、その度に翻弄される。本当は凄い出入りも佐藤さんの文章らしく淡々と進み嫌味が無い。終わりは追われていた濡れ衣も果たせ、落ち着いて良かった。2015/09/07

マッピー

11
啓順シリーズの最終巻はずなのに、最後の最後まで啓順がどうなるかが見えてこなかった。の割には、急転直下で納得の大団円。啓順の人の好さにもどかしさを感じながら、親分が板についてくるのには「ちょっと待って。啓順はそんな人生でいいの?」とたじろいでしまう。時々実在の人物がストーリーにかかわってくるので、もしかしたら啓順も実在の破天荒な人物なのか?と思ったり。最後がちょっとあっけなかったけれど、江戸末期という時代、啓順という人物、伊豆や甲府、伊勢に京都などの地方の様子も興味深く、あっという間に読み終わってしまった。2018/02/22

うさこ@タッタカタ

9
再読。流し読み感の最終章。あの女性かあー縁は切れてなかった。御一新が来る時代背景だったのね。次郎長親分が出てきて、きゃあーだった。こういうところが面白い。天野と言うお医者様は御宿かわせみにもいらっしゃる。2014/11/08

ジュール

8
度胸があり、腕っぷしも強く、名医。 でもお人よしの啓順。 やっと逃亡の旅が終わる。 最後の対決はすごかった。 次からは町医者。2017/03/04

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