白泉社文庫 輝夜姫 3巻

著者名：清水玲子【著】

白泉社（2015/08発売）

• ISBN：9784592886631

内容説明

無人島でのサバイバル生活を強いられる少年達…彼らの《身体》を求めて、陰謀の黒幕が牙をむく！──米軍と内通していた仲間の情報を利用し、米軍を誘い出そうとする由達。殺人の許可を得て神淵島に送り込まれた米軍の刺客達に対し、彼らがとった行動とは…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[星落秋風五丈原]

無料立ち読みで読了。リアルタイムでもこのあたりは読んでました。高力士初登場の巻だったんですね。

2017/08/09

[ako]

金持ちは恐ろしいことを考えるなぁ。「本体」と「ドナー」　ドナーである晶達は体を切り売りされて当然？感情がないとでも言うの？ジュリアンは自分に移植するのが無理とわかって、逆にミラーに目を与えるよう設定していたな…　まゆの噛みついた顔だけは好感持てる。

2014/08/20

[カキ@persicape]

うわぁ引くぐらい面白いわぁ(　ﾟдﾟ)SF要素たまらん。なんでこんなお話考えつくんだろう？鳥肌立ったわ。大きな鳥と一緒に収めた横に流れるカットから雨の中立ってる流れの晶が超絶綺麗。うっかり画集が欲しくなる。そもそも清水玲子を追っかけようと決心したのは輝夜姫の原画に心を奪われたのがきっかけなんだよなぁ。鮮やかすぎて目が離せなかった。そして読んでて全くジャンル外だけどカズオ・イシグロの私を離さないでを再々再読(読みすぎ)したくなってきたぞ‼︎今手元にあるのはあと1巻。めくるページが止まらん。

2017/01/29

[ちびたぬき]

ドナーとして生かされてきた、という衝撃の事実。しかし、最初からそれを考え、作者は月をテーマにしたのでは。満ちては欠けていく月は再生のモチーフだから。

2023/02/01

[梵]

話が急展開。サバイバル系なのかと思いきやクローンだったとは...物語の世界が一気に広がって呆気にとられた。ますます面白くなってきて読む手が止まらない。この人の作品これが初めてやけど、こんな凄い設定を描く人だったのか

2018/01/04