内容説明
ウエイトレスのヴァレリーは誰にも知られたくない秘密を抱え、半年前にロイヤルの町にやってきた。犯罪者だったと言われる曾々祖母の過去を調べて、自分に呪われた血が流れているのかどうかを確かめたいのだ。この町に越してきて以来、保安官のギャヴィンに引かれているが彼に私の目的を知られるわけにはいかない。なのにひょんなことから、ヴァレリーはギャヴィンの家に間借りすることになってしまった。彼にすべてを知られる前に、早くこの家から出ていかなければ。ずっと彼のそばにいたくならないうちに。★6カ月にわたってお届けしてきましたミニシリーズ『華麗なる紳士たち:秘められた情事』は今月で最終話です。町に眠る金塊の謎ははたして解けるのでしょうか?★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
シリーズの順をバラバラに読んでいるけれど、他のシリーズ物のように前作の説明に何ページも割いていないので、読みやすくはあります。このヒーローは私にはストライクです。一途で、我慢強くて、優しくてと、ヒーローたるもの…という感じです。ヒロインは先祖から母親まで彼女を不幸の連鎖に巻き込んでいますが、それでも優しい祖母に育てられ、気立ては良く成長しています。ただ、自分を守る為ですが、育ちが知れる短気な性格です。ヒーローが仕事をサボってまでヒロインの看病をするところがキュンときます。ただ、ロマンスの盛り上がりが微妙。2016/08/01