密室に向かって撃て! - 長編推理小説

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密室に向かって撃て! - 長編推理小説

  • 著者名:東川篤哉
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2011/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334742706
  • NDC分類:913.6

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内容説明

烏賊川市警(いかがわしけい)の失態で持ち逃げされた拳銃が、次々と事件を引き起こす。ホームレス射殺事件、そして名門・十乗寺(じゅうじょうじ)家の屋敷では、娘・さくらの花婿(はなむこ)候補の一人が銃弾に倒れたのだ。花婿候補3人の調査を行っていた《名探偵》鵜飼(うかい)は、弟子の流平(りゅうへい)とともに、密室殺人の謎に挑む。ふんだんのギャグに織り込まれた周到な伏線。「お笑い本格ミステリー」の最高峰!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

267
烏賊川市シリーズ第2弾。前作での探偵鵜飼氏、その助手役戸村流平くん、対する(?)砂川警部と志木刑事はそのままに。更に大家さんの二宮朱美さんも。この5人が前作に引き続いての登場で、これからもメインを張って行くのでしょうね。それから、金蔵さんも出て来ました。但し被害者として(´•ω•̥`)。前作も解決編まで犯行理由が分からなくて、今回も同じ感じと思ったけど、戸村くんの推理。なるへ。アリバイ工作は分かったけどね。表紙の絵は戸村くんとさくらさん、それにサクラスルメオーなのね。スルメオー( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。2024/10/11

再び読書

148
烏賊川市シリーズ第2弾、今回も気楽に読み進められた。今回も鵜飼、戸村コンビVS志木、砂川コンビの軽妙なやりとりも、心地よい。「謎解き」よりもあざとくない。いまのところ、東川氏のシリーズはこのシリーズが一番心地よく感じる。東川氏の強みはこの、軽妙なミステリーと思う。そのバランスがうまく取れているのが、烏賊川市シリーズで、「謎解き」と「鯉ヶ窪学園」は少しふざけに偏っているように感じる。次も楽しみです。2013/11/11

ダイ@2019.11.2~一時休止

118
烏賊川市その2。さくらも登場し、流平は主人公からサブになったか?。軽いけど面白い。2013/08/07

りゅう☆

112
本格的な殺人事件なのに、鵜飼探偵&弟子の流平と砂川警部&志木刑事の凸凹コンビに脱力してしまう(笑)。《とある警官》により拳銃が紛失。十乗寺十三(噛みそうな名前)の屋敷の離れで孫娘さくらの許嫁候補の一人が殺され、執事が左腕を撃たれ、重傷と言い張るが鵜飼も軽傷を負う。犯人は誰?愛犬スルメオーが見つけた骨付き肉、銃声の数などの伏線も見事回収され、推理力抜群の鵜飼により密室事件解決なんだけど、なんせ登場人物たちのコメディさが笑え、軽い爽快感あり。大家の朱美も鵜飼ペースに巻き込まれいい味出してる。楽しかったです。2017/04/30

chiru

99
鵜飼と流平が活躍する密室ミステリー第2弾。クセのあるキャラたちが『密室』の真相を軽いノリで見事に解決するという落差を楽しむシリーズ。今回は、刑事の目の前で持ち去られた『密造拳銃』をめぐって起こる殺人事件と犯人消失トリック。特に、銃声のカウントダウンは、気がつきそうで気がつけない、シンプルかつ斬新なアイデアに唸らされます。多少強引な犯行につっこみたくなるけど、苦心した仕掛けを暴かれた犯人がほんの少し可哀想な気持ちに…。探偵サイドと警察サイドが仲良く解決に導く安定感もナイス。 ★42019/03/27

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