内容説明
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「なんとなく知っていると思っている確率や統計の実像はどういうものか」というテーマを中心として、実生活に有益な見方からわかりやすく解説します。細かい確率の計算方法や公式よりも、“運”“占い”“賭け事”といった未来のことが起こる仕組みを通して確率的なものの見方や考え方を身につけていきます。前作『ゼロからわかる微分・積分』に続き、100%文系の人のための数学読本です。
目次
第1章 確率ってちょっといいかげん?―起こるか起こらないかがわからないときの数学(ものごとには2通りの起こり方がある―偶然について考える 確率は、偶然に点数をつける―偶然と確率 ほか)
第2章 確率ってだまされやすい!―偶然は思い込みの宝庫(確率には学習機能がない―起こり方のつながりについて考える 偶然を味方につけた人の秘密とは?―私はこうして1等を引き当てました ほか)
第3章 確率って意外!―いろいろな確率を調べてみると面白い結果がいっぱい(確率の計算の基本―数え上げと確率の計算 確率どうしの計算―確率どうしの掛け算・足し算や1から引く方法 ほか)
第4章 統計って何?―期待値や偏差値をほぐしてみると…(確率と統計はどういう関係にある?―統計とは何かをざっと見る 期待値とは何か?―全体を表す量の1つ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らぐさん
26
標準偏差及び偏差値の式を確認。散らばりが少ないと偏差値も高くなりやすい。偏差値70超えたら上位2*5%にいる。でも数字では測れないものを探す方が楽しい。2015/07/19
犬こ
12
統計より確率の話が主で、数式はほとんどなく文章でフォローしてくれているので、とても分かりやすい!宝くじを買うと確率的には損する訳がこの本を読むとわかります。2015/03/08
読書日記
3
かなり分かりやすく、最初は雑学本?と思うほどで、むしろ易し過ぎるのではとすら思ったが、3章で練習問題出てきた辺りから頭痛に見舞われた笑。計算までできるようになる必要ないし流してもよかったのだけれど、他館利用なので頑張ってメモしながら大事に読んだ。それでも最後の偏差値はよく理解できなかった。期待値は前にも他の本やネットで勉強したからすぐに理解できた。ルートの計算は計算機でやる方法が分からずネットに頼った。コインを2枚投げて2枚とも表になる確率、1/3ではなく1/4だという話、私も最初は引っかかってしまった。2022/10/26
Noboru
2
何度か図書館から借りて読了。100%文系の人のための数学読本って書いてるだけあって、非常に分かりやすく確率の概念を説明してあります!宝くじの払い戻し率が47%で、パチンコの払い戻し率が95%以上ってのは、現実的なだけに興味を惹かれました。ここから、少しずつ統計についての理解を深めていければと思います。入門書にオススメ☆2016/02/16
とりぞう
0
別に新しい切り口もなく、類書と変わらない印象。とくに必要のないところの記述を平易にするのはむしろ苛立ったりもする。2010/09/26
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