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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
87
心にスッと入ってくる童話の数々に魅せられました。ひとつとして輝きのない物語はありません。それぞれが不思議な魅力で引き込む力があると思います。2018/01/05
優希
48
童話のひとつひとつが心象のスケッチのように感じます。自然に対しての新鮮な驚きが詰まっていると言ってもいいでしょう。銀河ステーションへの憧れは昔も今も変わりません。2023/03/25
優希
40
賢治の心のスケッチが童話になったように思いました。心にスッと入ってくる世界。ひとつとして輝きのない作品はありません。不思議な魅力の詰まった童話集でした。2023/11/17
佐島楓
19
「雁の童子」にしても、「ビジテリアン大祭」にしても、信念に基づいて生きていた賢治の主張や自問自答が読み取れる。岩波文庫版では「風の又三郎」編よりもより毒のある大人向けの作品が収録されていると思った。表題作は鳥をチョコレートみたいに割いて食べる描写が幼い頃大好きだった。2012/04/12
有沢翔治@文芸同人誌配布中
11
宮沢賢治は児童文学作家として有名であるが、その思想は「児童」文学に収まりきらない。豊かなファンタジーを持ち合わせているのだ。とりわけ自身も法華経の熱心な信者だったこともあり、多くは仏教思想を基盤としている。 本書は代表作、『銀河鉄道の夜』、『注文の多い料理店』の他、『オッペルと象』などを収録している。http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51507455.html2019/09/01