出版社内容情報
ケルト以前から21世紀のロンドン五輪を成功させた新しいイギリスまで、英国の歴史と文化をマンガでわかりやく解説した入門書。
コンピューターの父(チャールズ・バベッジ)、人工知能の父(アラン・チューリング)、WWWの開発者(ティム・バーナーズ・リー)――21世紀のインターネット社会のもとをつくったイノベーターはみんなイギリス人だった!!
ケルト以前から21世紀のロンドン五輪を成功させた新しいイギリスまで――本書はイギリスの歴史と文化をマンガで楽しみながらわかりやく解説した入門書です。
エリザベス女王やビートルズなど、世界史を動かした英国のイノベーター(変革者)を主人公に、歴史への影響力や流れが、ひとめでわかるところが本書の大きな特徴となっています。
欧米諸国の中でもイギリスは、世界史を把握するうえで重要で、ローマ帝国の支配、ヴァイキングの時代、十字軍、百年戦争、大航海時代後の躍進、名誉革命、産業革命、大英帝国の発展、二つの世界大戦、冷戦など各場面で世界史を動かしたイノベーターが多くいる国と言えます。
世界で最初の株式会社東インド会社を生み、商用鉄道を初めて実用化したイギリスは、多くの近代スポーツ発祥の地であり、小説やマスメディアの誕生・発展にも多大な影響を与えました。
経済・社会・文化どの面をとっても魅力的なエピソードにあふれています。
また私たち日本人にとってもイギリスは、親近感のある国のひとつと言えるでしょう。
イギリス王室のニュースがいつもマスコミをにぎわせていることからもそれがうかがえますが、開国以来、近代化、議会政治、国家のしくみづくりのモデルとして数多くのことをイギリスから学んできました。
政治や経済以外の面でも、ガーデニング、紅茶、アンティークなど趣味的な楽しみから、『ピーター・ラビット』『シャーロック・ホームズ』『指輪物語』『007』『ハリー・ポッター』『ダウントン・アビー』など英国生まれの文学やエンターテイメント作品まで、多彩な文化にも親しんできました。
本書はそんなイギリスの歴史や文化にふれ、より深く身近にイギリスについて知ることができる一冊です。
【著者紹介】
島崎 晋:1963年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒。卒業後、旅行代理店勤務を経て、出版社で歴史雑誌の編集に携わる。現在は歴史作家として活躍中。『目からウロコの世界史』『目からウロコの逆さま世界史』『さかのぼるとよくわかる世界の宗教紛争』『華麗なる英国貴族101の謎』など著書多数。
内容説明
英国の歴史が原始から近・現代までコンパクトにまとめられています。わかりやすいマンガとポイントをおさえた解説で、理解がより深まります。政治や経済、外交だけではなく、美術や文学、音楽など文化面も充実。
目次
1 ブリトン人の土着とローマ帝国の支配
2 アングロ・サクソン七王国とヴァイキングの侵入
3 十字軍・百年戦争・バラ戦争
4 大航海時代とエリザベス女王治世の隆盛
5 清教徒革命と名誉革命
6 産業革命と資本主義社会の形成
7 大英帝国の繁栄と衰退
8 2つの世界大戦と21世紀のイギリス
著者等紹介
島崎晋[シマザキススム]
1963年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒業。卒業後、旅行代理店勤務を経て、出版社で歴史雑誌の編集に携わる。現在は歴史作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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