内容説明
極東の島国。かつて「日本」と呼ばれたこの国は、勢力拡大を図る超大国・神聖ブリタニア帝国に追い詰められていた。そこで生きる2人の少年。1人はブリタニア帝国皇帝の息子でありながら何者かに実母を殺され、妹とともに日本に追いやられた少年、ルルーシュ。もう1人は帝国の支配に徹底抗戦を唱える首相の息子、スザク。彼らの出会いは、やがて世界を巻き込む戦いの前奏曲だった……。(注:紙版の巻末収録「解説 福山潤」は電子版には収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miina
4
アニメよりも詳細な過去のお話でした。二人の心情がよく分かる内容でした。小説を読んでから、アニメみられれば良かった(>_<)もう一度、見よぅ。2015/06/29
maito/まいと
3
コードギアス本編前の、もしかしたら二人の最も幸せで、もっと続いて欲しかったと思ったかも知れない、短い夏の日々を描いたエピソードゼロ。本編での断片的な情報を踏まえつつも、小説オリジナル要素を盛り込んだ、実質なアナザーシリーズと思ってしまうほどの完成度の高さ。但しギアスという作品が秘める重々しさは健在なので、本編同様の覚悟を持って読むことをオススメ。ちなみに、本編ではぼかされていたスザクの父殺しについては(スザクへの配慮を加えつつも)、本人が手を下したことが書かれていて、改めてショックを受けたなあ。
のの
3
ゲンブの開戦目的はまあこんなものだろうと思ったが、スザクとルルーシュの一人称の変化とか、幼い頃の3人の描写がとても丁寧で、岩佐先生の原作作品に対する愛情を感じた。2009/02/12
佳蘋(よし)
2
再読。2012/11/05
あさのつき
2
あまり惹かれるものは感じなかったです。ただ世界観と、ルルーシュ、スザクの関係はおもしろい。2009/12/04