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内容説明
どうして巨人軍は、弱くなったのか。ゴールデンタイムに放送されながら、なぜ巨人の視聴率は、ひとケタなのか。「2006年は巨人没落の初年度」と位置づける筆者が、日本のスポーツ界を経営マネジメントの視点から斬る。題材は巨人から大リーグ、NBA、NFLという米国スポーツ界に広がり、さらにワールドカップ、オリンピックにまで展開。いままでになかったスポーツビジネスの最適入門書、ここに登場。このままでは、日本は必ずスポーツ二流国に転落する!
目次
第1章 プロ野球の盟主の凋落
第2章 日本のスポーツ界の世界との比較
第3章 スポーツ経営の大原則
第4章 アメリカのプロリーグ
第5章 日本のプロリーグ
第6章 ヨーロッパサッカー
第7章 オリンピックとワールドカップ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Taizo
6
経営学の観点から、スポーツを取り上げた本。ぶっちゃけ専門用語も多く、聞きなれない概念も多いため理解ができたとは言い難い。スポーツビジネスに対して自分がいかに理解していなかったことだけはわかった。 ドラフトに関する記述はとても面白い。「戦力均衡」vs「自由競争」。これはNFL、NBAの人気を見てわかる通り経営学的には「戦力均衡」に軍配が上がると結論が出ているようだ。「社会主義だ!」という批判も「客=ファンを喜ばせるのは資本主義の大原則」と見事に論破している。何度か読み返してビジネスモデルを把握したい。2019/09/20
かつばやし
2
スポーツに疎い自分でもわかりやすい構成。日本プロ野球がいかに不健全な構造になっているかがよくわかった。だがバスケットボールの実態はもっとひどい。もう少しスポーツに興味をもとうと思えた一冊。2011/06/04
itchy1976
0
日本のプロスポーツと欧米のプロスポーツの歴史・制度を比較しながら、これからの日本のスポーツビジネスを考察しています。また、スポーツビジネスにはスポーツ経営を知っている人の育成が不可欠だとも説いています。日本のプロリーグが今必要なのは、稼ぐ力をつけることである。そのためには、リーグ経営を「売り手独占」を追求できるしくみを作ることである。http://blog.goo.ne.jp/itchy1976/e/1ecc1313c59b598d0e5ab02ef8d533c62007/04/17