内容説明
時の支配者に村を略奪され、すべてを失った男は、自ら村に火を放ち、狩人から暗殺者へその身を転じる。八人がかりでようやく弦を張ったという強弓を携えて。政府要人を次々と射抜いた彼は、最後の標的を「皇帝」と定め、漆黒の闇の包まれた城に潜入する……。表題作「八の弓、死鳥の矢」の暗殺者を始め、「戦場の主」と畏れられた老傭兵、主君にその命を狙われる若く孤独な伝令兵など、戦乱の世を強かに駆け抜けた男たちの生き様を、花田一三六が卓越した筆致であますところなく活写した珠玉の短編集。戦塵外史シリーズとしての復刊にあたり、特別に書き下ろされた「策士の弟子」も収録。※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のれん
10
元々外伝集っぽいがその中で外伝系の短編。 六割ぐらい前巻の主人公は出てこないが、それがいい。 それぞれの国でそれぞれの立場で戦う人間たち。前の短編の主役が別の短編では敵の立場になっている部分が、想像を膨らませやすく、歴史物として際立っている。 ただし、相変わらずインターミッションを挟むのが、急かつ短くて、そこだけエッセイみたいな感じになっている。そこだけなんとかして欲しいなぁ。2021/03/05
なのかー
2
盲目の軍師フーシェの話が人気らしいが、たしかに面白く感じた。やはり侍女なのか。献身的な愛情かも。2011/09/07
set-you
1
偽史を語る偽歴書シリーズ第二弾。今回は一巻で登場したダリウス、キルス、セヴェロス等の前日譚などを含む、短編集。攻城戦を描いたり、伝令兵が巻き込まれた謀略だったり、血なまぐさい戦場のドラマも良いし、なにより冷厳で深謀遠慮な策士を通して軍略展開を魅せつつ身分違いの恋を描いた「ジェラルスタンの策士」とその後日譚、「策士の弟子」が堪らん。2012/12/12
紺
1
うーむ独特の文体で読みづらい、シリーズ全部読んでいて今更だが。基本的に人物が立っていないような気がする、ただアイーシアだけは6巻を読んだので特別だが。もう少し彼女の物語があってもよかった。まあ前編通して客観的な文章で外史を描く、というテーマの元作られたシリーズなので、進言は通らないだろうなと、まあ6巻で我慢しろということだろう。2012/01/05
紫野
1
フーシェが好き。
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