角川文庫<br> 千里眼 ファントム・クォーター

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角川文庫
千里眼 ファントム・クォーター

  • 著者名:松岡圭祐
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043836031

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内容説明

消えるマントが現実になる…。恐るべき機能をもった繊維が極秘で開発されつつあった。その繊維を被せられたトマホークが日本のある場所に向けられているという。一方、何者かに拉致された岬美由紀が気がつくと、そこは幻影の地区(ファントム・クォーター)と呼ばれる奇妙な街角だった。重なるトラップをかいくぐり、ここから脱出せよ! 見えざる武器を操る組織を阻止する、美由紀の秘策は?! 新シリーズ怒濤の第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

27
心療心理士の仕事をこなす日常から一転、謎めいたゲームの世界に入り込むことになった主人公・・・。今回は友人とライヴのチケットを取ろうとしてたり、岬美由紀の普段の生活も垣間見えて、面白かったです。超能力並みの観察眼は相変わらずですが(笑)。2013/01/13

どんちん

21
スケールのでかさにちょっと驚いたというより、引いてしまったw 島での出来事がリアルであるとは思えず、どこかで夢オチとなるのでは。。。と思いつつ読んでしまった。とはいえ、ここまでスーパーウーマンぶりを発揮するとなると、少々設定に無理が生じてくるような・・・まぁ話の展開はヒーロー物の勧善懲悪的な感じでわかりやすいから良しとするか?!カウンセリングについては、前作に続き私の知識?は前世代的なものでありちょっとショックww それより、雑学知識豊富なのだから、真珠湾についても知っていそうな気がしなくもないが。。。2014/02/12

ヴァーノン

15
千里眼シリーズを久し振りに手に取りました。 執筆年もあって、ストーリーの背景や使っているガジェット等に若干の時代を感じるほか、課題をクリアしていく過程はややフィクション色が強いものの、作者の知識や柔軟な発想が散りばめられていて、緊張と弛緩がうまい具合に織り混ぜられ、飽きることなく一気に読了。 相変わらず美由紀のキャラクターはいいですね。2020/01/31

zanta

15
236/9/1/2016 途中で突然連れて行かれる場所、設定は嫌いじゃない。書くのを楽しんでいるなぁと思わされる。いえ私も充分楽しみました。浜岡原発あたりの話は、私自身は物体の大きさの尺度を勘違いする事がままあるので、スケールの感覚にちょっと笑ってしまった。2016/09/01

kamomi

13
前作を読んでないけど、楽しく読めました。ゲームに参加したりとエンタメ小説としては好きな部類です。ネタバレ → 19年の作品だけど原発にミサイルを放つとは・・・主人公が航空自衛隊経験の女性っていうのも面白かった*I*2012/06/09

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