内容説明
槇村君子、雑誌ライター、30ウン歳。編集者のおだてにノッて、カピバラ似のくせに「田舎の名家」医者一族の息子である夫・磯次郎と舅・姑をはじめとする婚家の非道さを書き連ねたら、ドラマ化決定で超ハッピー。だけど、日々考えることはただ一つ。なんでこんな男と結婚しちゃったんだっけ? 超パワフルな爆笑・結婚エッセイ、第二弾。
目次
疫学的な統計によりますと、喫煙は
吐くほどに、皿屋敷
出会い、変質者と
いきなり、磯次郎の部屋で一夜
忍び寄る恐怖の影
温泉卵を十個、たてつづけに
被曝して、ふたり
千葉の山中で危機を叫ぶ
お座敷小唄が流れるときに
棲み憑かれて―同棲
またもや臭い話 パート1
またもや臭い話 パート2
未知との遭遇、そして修羅場へ
修羅場で、三連続ウニ
曜子の店VSフィリピンパブ
新たなるストーカーたちと運命の出会い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あび
10
前回は、結婚後の話だったが、今回は馴れ初めなど2人の話がメインだった。タイトルからは少し離れた内容だったが、面白かった。槇村さんは、この2冊以外に本を書いていないが、今はどんな仕事をしているのだろうか。検索してみたが、情報が全然出てこなかった。2017/04/27
悪者みきこ
3
どこまでも君子の側に立って読んでしまう。なんていい女なんだ! 私なら磯ちゃんを殴ってたたき出す!2021/03/03
こやま
3
前作と同じ作者が書いたとは思えぬほどガッカリだった。期待しすぎたぁ。やっぱり、馴れ初め的な事よりも磯ちゃんの実家との話の方が面白いなぁ。これも人の不幸は密の味ということなのか。2011/09/07
水生クレイモア
2
「キタマクラ大漁」のくだりが面白かった。2011/05/06
小豆
2
〈図書館〉第2弾 今回は、出逢いとか思い出話が多かった。2011/11/30