内容説明
歴史を歪めてまで、坂本龍馬が追い求める夢とは。歴史を修復するため、幾多の難敵を斬り続ける沖田総司の正義とは――。両者の無念が、その魂に時空を超えさせたのか。夢を追う龍馬は味方に裏切られて孤立し、正義を追う総司のもとには続々と仲間たちが集まる。高橋幻想ロマンの最高傑作、感動のラストへ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンカコカ
1
一巻から四巻まで、久しぶりに読了。 新書で読んだのより巻数増えてたので、続編かと思えば、、分けただけ。 沖田総司、アンネ・フランク、マタ・ハリ等の偉人が過去の歴史に転生して、歴史の改編を目論む坂本龍馬と争う。 ギリシャ神話がモチーフになっている一巻、二巻は面白かったが、古代中国(殷)の紂王、妲己の時代に移った三巻、四巻は正直肩透かし。同じパターンの繰り返しで微妙だったが、トータルで読むとやっぱり面白い。2020/11/11
TheWho
1
最終巻で完結。とりあえず面白かった。しかし1巻目のギリシャ神話に絡めた内容は良かったが、舞台が古代支那に写った所からやや話が冗長的になった様に思われる。2012/10/02
リュー
0
全巻通して剣闘シーンの描写は上手いが・・・トンデモ史実的な広がりが無かったのが残念。 同著者の「竜の棺」に比べると数段落ち@@ ★32016/02/03
Tomomi Yazaki
0
A級 満足
沙雪
0
十分面白いんですが、『竜の柩』とちょっと似てるよね;2011/12/05