講談社文庫 刻謎宮(3) 渡穹篇

著者名：高橋克彦【著】

講談社（2012/05発売）

• ISBN：9784062755573

内容説明

峰飛麟の体を借りた沖田総司は、古代中国で“センター”から別々に派遣された仲間を探す。ヘラクレスが借りた肉体は、龍馬王（りょうまおう）こと坂本龍馬と袂（たもと）をわかった天子の血を継ぐ燕子外だった。ヘラクレスは再び龍馬のもとに戻り、総司たちを導く。龍馬がひた隠す「刻」を超える“トロイアの木馬”を見つけるため――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[えり]

仲間と合流してやっと仕切り直し。ヘラクレスとマタハリの掛け合い和む。マタハリはまだ結構生きてた頃のことを引きずってて、軽口は叩くけど慎重に行動しようとする姿を見るとよく考えられて書かれてるなーと感動。神兵などの敵が大量に出てくるので戦闘シーンがかなり増えたけど、総司の鮮やかな戦闘描写に惚れ惚れ。今回はポーリアにも結構スポットライトが当たってたけど、以外と作中の誰よりも乙女なのでは？(笑)展開上龍馬も頻繁に登場。理想は立派かも知れないけど、歴史は変えちゃいけない。早いもので次で最終巻。

2014/05/31

[たか]

管理センターが出てきてサクッと処理したほうがキズが浅いんじゃない？とか言ったらダメなんだろうな。ヘラクレスが出てくると和む～。西遊記の様に（原本読んだ事ないけど）移動しながら現地の悪人（妖怪）倒すのは面白いし好きなんだけど・・・人食べるシーン多いorz　ところで勝海舟は？４巻に期待。

2010/08/26

[リュー]

★3.5

2016/02/03

[Tomomi Yazaki]

Ａ級　誰が誰やら。

[TheWho]

舞台は、同じ古代支那で西遊記の世界へ。しかし登場人物の名前が変わった程度でかつ展開が冗長になっているのが少々残念。

2012/10/02