百霊峰巡礼 〈第1集〉

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百霊峰巡礼 〈第1集〉

  • 著者名:立松和平
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 東京新聞出版部(2006/07発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784808308544
  • NDC分類:915.6

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内容説明

活動派作家・立松和平が山の専門誌『岳人』に連載中の「百霊峰巡礼」。その第一回から第二十五回までを『百霊峰巡礼・第一集』としてお届けする。いにしえより日本人の暮らしに溶け込んでいた山の神々に触れる山旅は、山を征服することを目的とした現代アルピニズムとは趣を異にする。四季の花を愛で、森林浴を楽しみ、清冽な水を味わいながら登る「癒やしの山旅」だ。団塊の旗手とも言える立松和平が、その独特の視点と感性で、深遠な「信仰の山」の世界を道案内する。
【男体山】栃木―麗しき観音浄土  【御岳山】東京―天空の隠れ里  【貴船山】京都―根源へ  【筑波山】茨城―集い歌い舞う山  【月山】山形―この世を生き死んで蘇る  【三上山】滋賀―古代への記憶をたどる  【三峰山】埼玉―山気の濃さ  【鳳来寺山】愛知―瑠璃光浄土の仙境  【磐梯山】福島―天に架ける岩の橋  【蔵王山】宮城/山形―昔の行者の気持ち  【赤城山】群馬―地蔵の救い  【高野山】和歌山―空海の山  【御嶽山】長野/岐阜―この世から速く離れて  【鞍馬山】京都―牛若丸は生きている  【比叡山】滋賀/京都―一日回峰行  【弥彦山】新潟―訪来神の山  【二上山】大阪/奈良―古代への道  【英彦山】福岡/大分―山伏の記憶  【武甲山】埼玉―消えた山項  【大山】神奈川―雨を呼ぶ石  【白山】石川/岐阜/福井―高貴な白い峰  【立山】富山―山頂の極楽浄土  【幌尻岳】北海道―天の神に許されて  【庚申山】栃木―庶民のお山巡り【御正体山】山梨―木喰行者の気品

目次

男体山・栃木―麗しき観音浄土
御岳山・東京―天空の隠れ里
貴船山・京都―根源へ
筑波山・茨城―集い歌い舞う山
月山・山形―この世を生き死んで甦る
三上山・滋賀―古代への記憶をたどる
三峰山・埼玉―山気の濃さ
鳳来寺山・愛知―瑠璃光浄土の仙境
磐梯山・福島―天に架ける岩の橋
蔵王山・宮城/山形―昔の行者の気持ち〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かざ

2
記念すべき読書メーター100冊目。図らずして、「百」にちなんだ題名で嬉しくなる。雑誌『岳人』に連載されていたものを纏めた本。3年前に亡くなられた立松和平さんの、ひたむきで真面目な態度が感じられる静かな山登りだ。先日、登山家が「那智の滝」を登ったと逮捕問題になったが(登ってみたい気持ちはなんとなくはわかるが…)、ここに書かれる登山は先人からの信仰に敬意を抱いた登山である。低い山も紹介されているのでビキナーにも参考になるかも。2012/08/11

hihiyama

0
私が箱根山で日本三百名山を完登したのが、06年9月である。立松和平さんの百霊峰は、愛読書の岳人に連載されて読んでいたのですが、正本された機会に再読しました。 立松さんがライフワークと称するように、日本の伝統的登山における、山は神仏と感応する道場との思いを持って自らその山登る姿勢が良かった❗

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