粉飾資本主義 エンロンとライブドア

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粉飾資本主義 エンロンとライブドア

  • 著者名:奥村宏【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
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  • ISBN:9784492394618

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内容説明

なぜ粉飾決算はくりかえされるのか。なぜトップの不正は止めることができなかったのか。著者・奥村宏氏は、その要因は「株式会社制度」そのものにあると指摘している。奥村氏は、「株式会社制度は、第一期・個人株主の時代、第二期・経営者支配の時代、と発展してきており、現在は第三期・機関投資家資本主義=株主資本主義の時代である」としている。そして、「第三期の特徴として機関投資家の圧力による高株価経営が株式市場、さらに株式会社そのものを投機化させ、ギャンブル資本主義の様相を呈し」ているのがエンロン事件、ライブドア事件などになってあらわれていると喝破する。本書は、最新の事件情報を羅列するのではなく、株式会社制度の歴史を「補助線」として、現在起きている事件をもう一歩深く掘り下げ、読み解くことを主眼としている。一連の事件の流れを知りたい人、また粉飾決算事件などの報道洪水に倦んでしまった人にとっても、必読の一冊。

目次

第1章 事件は何を意味するのか
第2章 高株価経営
第3章 不正会計
第4章 M&Aと「日本的買占め」
第5章 株式投機の構造
第6章 規制緩和に乗る
第7章 壊し屋
第8章 「金儲け主義」経営者
第9章 株式会社の危機

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

21
ライブドア事件から9年。ホリエモンのマスコミへの露出が多くなり復権したのか。「ボロは着てても 心は錦」をモットーにする自分には、世の中はカネがすべてと言いきるホリエモンは悲しく見える。ライブドア事件をこの本で振り返る。ホリエモンとは、出る杭は叩かれるで旧勢力の反感によって国策捜査によって葬られた悲劇の人との見方もあるが、実のところ運営するポータルサイト自体は収益もあがらず、ひたすら脈絡ない企業買収を繰り返して時価総額を引き上げようとした虚業家。マスコミは面白半分にホリエモンを引っ張りだすべきでない。2015/04/08

コス

10
図書館で発見し、とりあえず読んでみるかと思って借りてきた本。ライブドアやエンロン・ワールドコムの粉飾から株主のあり方について書いている本です。内容は特段難しくはないので読んでみても面白いかもしれませんね。2014/09/07

ken

3
ぜひ読み返したい一冊。2011/07/03

masaaki

3
読みやすくて面白かった2008/10/07

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