講談社文庫<br> 光武帝(中)

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講談社文庫
光武帝(中)

  • 著者名:塚本青史【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2011/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062754286

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内容説明

各地で新帝国への反乱が勃発するなか赤眉は役人崩れの樊崇、悪少年出身の力子都率いる二軍に分かれて、都をめざす。一方、蜂起した南陽劉氏一族にあって、劉秀は昆陽の戦いで十倍以上の新帝国軍に勝利して頭角を現す。だが劉氏内部の対立から兄の劉演が、更始帝として即位した劉玄により粛清されてしまう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

20
正直中盤までは、読み切れるか自信を無くしそうになりました。それくらい、山のない展開で退屈だった。やっと中盤あたりから、動き出してきて、ペースが上がりだしました。大概の歴史小説は自分が好きな事もあり、苦にはならないのですが、この本は辛かった。もう少し、盛り上がりを作ってほしい。三国志における曹操の様な魅力的な悪役がいない。王莽もスケールの小ささのみが強調され、やっつけるカタルシスが無い。また、劉秀もいまいち魅力に欠け、小物感を感じる。この流れで下は読み切りますが、積読の「王莽」は自信が有りません。2015/01/06

鐵太郎

11
さまざまな人物が、前漢を滅ぼした王莽の新帝国が倒れ後漢が成立する歴史の中で活躍します。赤眉の乱はこの時代のあだ花なのか。南陽劉氏という、劉邦の血を引く皇族ながら傍系の、しかも三男に産まれた劉秀は、この先どのように台頭していくのか。 ──とはいえこの作家の執筆方法なのだけど、多くのキャラクターを並立させてそれぞれに動かして全体の流れを作るやり方、どうも平板で盛り上がりに欠けるように思えますな。とはいえ、李軼という敵なのか味方なのかわからない小物のサブキャラがちょっと気になっておりますな。2021/11/21

星落秋風五丈原

3
皇帝にならんとする大望をさして抱いていなかった男が帝位に、というパターン、中国では前漢劉邦、三国志の劉備玄徳など、劉姓の者に結構多い。劉姓は、そういう星の下に生まれているのだろう。 いくら歴史を学んで避けようとしても、必ず失敗する人はいるし、逆にどんなに失敗を繰り返そうと、上り詰める人も、また、いる。歴史自体が、偶然と必然の二つの竜のようなもの。誰を好み、誰を忌むかは、誰にもわからない。 2005/12/12

matypoyo

2
どうも、淡々と進んでいく。劉秀をはじめ、魅力的な人材がでてこないのがつらいかな。でも、話がころころと変わり進んでいくので、目の前が動いていく感じで、どんどん読み進めることができたのが幸い。ゴールだけしか見えていない劉玄という人材が、ある意味反面教師的な存在としてでてきているので、そこがどうなっていくのか?というのも気になりますが、自分が優遇されないとわかっていて、その時代が長くはないと思ったときに、どう行動するのか?劉秀のような行動ができたら一番いいのかもしれない。ふとそう思えてきました。。。2018/03/09

うたまる

2
おいおい、これ劉秀とか赤眉とかの物語じゃなかったの?主役が”連弩”とそれを差配している”商人(特に李軼と羅襃)”になっちゃってます。彼らに見込まれ連弩を譲ってもらった勢力が伸びるという定則。また、主要人物のキャラチェンジが著しい。慎重で物静かな劉秀と控え目で可憐な遅昭平が共にべらんめえ口調になっており唖然。最後に大阪でタイムリーな刺青薀蓄を……「一般的に儒教国家での刺青は、罪人か無法者の特徴である。堅気に生きる者は、親から授かった肉体を傷つけることを禁忌とする。それは今日の、一般的な日本人と同じだ」2012/06/01

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