ひまわりっ ～健一レジェンド～（１）

著者名：東村アキコ【著】

講談社（2014/09発売）

• ISBN：9784063725186

内容説明

美術大学を卒業したものの、超就職氷河期のせいで父親と同じ会社に就職することになったアキコ。そんな彼女の父親とは、会社で菓子パンをむさぼり、他人(主にアキコ)の話を聞かず、分かりづらい逆鱗をいくつも持つ、先の読めない男・林健一(はやしけんいち)50歳。彼の伝説とアキコの苦悩の日々は、まだ始まったばかり――。父親が普通!?じゃない!!　この物語は、破天荒な父親を中心に娘がぐるんぐるん振り回されてしまう、愉快、痛快、限界コメディーです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[エンブレムＴ]

大笑いしながら読み終わり、あとがきのおまけコーナーで固まりました。ほぼ実話？健一パパ実在するの！？・・・・半笑いに固まったまま思わず読み返してしまいました。・・・うわ～、実在すると思うとなんというか・・・。人の話を聞かず、怒りポイントも独特、常に想像のナナメ上をいき、数々の伝説を生み出す健一。家族としては確かに「何でそんなにそんななの？」としか言いようがない。嫌われキャラとしての充分な素質を、愛されキャラとして描いてしまう作者に拍手ですｗｗｗ面白かったです♪

2011/02/21

[ササミ]

かくかくしかじかを読んで、再読。こちらも東村さんの自叙伝的な漫画だけどよりフィクション性が高い。鑑定団を見ると、いつも健一パパを思い出してしまう・・・カレーとケーキのエピソードは強烈すぎる。

2014/07/31

[及川まゆみ]

ナイスガッツン ！メリットメリット！

2018/03/06

[さなごん]

岡田あーみんを思い出す。面白いお父さんだなあ。

2014/11/01

[チョコろん]

美大卒のアキコは就職にあぶれ、故郷にある父の勤務先にコネ入社することに。公私ともにキャラの濃い父と過ごすことになり……。---タクマの指摘通り、よく父の勤務先に入社する気になったよね。それだけ当時は深刻な就職氷河期だったことが伺える。サイコで自己中心な男だよ、父。自分の中で絶対的な答えが出てるから他人と意見交換できないの。似た傾向の人からの害を被ったことがあり、第三者である距離感を考慮しても楽しめなかった。反面、コメディの中で毒親を描き出してるのは秀逸か。クリスマスケーキ、懐中時計の話とか、ほんと無理。

2017/01/14